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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・独鉱工業生産[前月比]-1.6%(予想-0.5% 前回-0.2%)
・米MBA住宅ローン申請指数3.7%(前回-7.2%)
・米貿易収支-622億ドル(予想-620億ドル 前回-619億ドル)
・EIA原油在庫 原油552万バレル増 クッシング3.3万バレル減
▼ニュース、要人発言
米銀NYCBジャンク級に転落、信用悪化で再格下げも-ムーディーズ
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは6日、米地銀持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)の長期格付け全てと一部の短期格付けをジャンク級(投機的格付け)に引き下げたと発表した(ブルームバーグ)
中国株、1月は海外ファンドが26億ドル売り越し=モルガンS
モルガン・スタンレーのクォンティテイティブ調査チームが今週顧客向けに公表したリポートによると、世界のアクティブ運用ロングオンリー戦略ファンドは1月に中国株と香港株を合計6億ドル売り越した、中国株の下落が長引く中、バリュエーションが低落しても投資を削減し続けている状況だ(ロイター)
ECBのシュナーベル理事、経済指標が拙速な政策調整に警鐘
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事は、最近の経済指標と速やかな利下げに対する市場の強い期待を踏まえ、ECBは緩和に動く前に忍耐強くなるべきだとの認識を示した(ブルームバーグ)
ECBは拙速な利下げ避けるべき=クロアチア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのブイチッチ・クロアチア中銀総裁はロイターのインタビューに答え、インフレをしっかり抑制した方がECBの信頼確保につながると述べ、利下げを急ぐ必要はないとの考えを示した(ロイター)
債券トレーダー、新規ロングポジションがFOMCと雇用統計で台無し
債券トレーダーは、1月の米雇用統計とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による3月利下げ観測けん制というダブルパンチを受け、米国債先物の新規ロングポジションを解消した(ブルームバーグ)
タイ中銀
政策金利を現行の2.50%に据え置く事を決定した
上海株大引け 続伸、当局の支援策が支え 売買代金は3カ月ぶり1兆元超
7日の中国・上海株式相場は続伸した、上海総合指数の終値は前日に比べ40.2096ポイント(1.44%)高の2829.6956だった、中国当局が6日に空売り規制の強化や、政府系ファンドによる買い支えについて発表したことを受け、買い安心感が広がった、前日の大幅高を受けて利益確定売りも出たが、指数は小動きで始まったのち次第に上げ幅を広げた(日本経済新聞)
中国外貨準備
1月末は3.219兆ドル、前月比186.6億ドル減
中国の金保有量、15カ月連続積み増し 1月末
中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した2024年1月末の外貨準備の内訳によると、金の保有量は約2245トンだった、15カ月連続で前月より増え、この間に15.2%積み増した(日本経済新聞)
1月の中国新車販売、47.9%増=前年反動で大幅な伸び
中国自動車工業協会が7日発表した1月の新車販売台数は前年同月比47.9%増の243万9000台だった、前年実績を上回るのは6カ月連続、春節(旧正月)連休の影響で桁減だった前年の反動増が出たことにより、大幅な伸びになった(時事通信)
アイスランド中銀
政策金利を現行の9.25%に据え置く事を決定した
中国、証券監督管理委員会のトップ交代-新華社
中国は証券監督管理委員会(証監会)のトップを交代した、株式市場が最近激しい売りに見舞われる中で、予想外の人事を発表した、国営新華社通信の報道によると、証監会主席は易会満氏から呉清氏に交代となる、呉氏は銀行業界のベテランで、2000年代半ばにトレーダーに対する締め付けを主導したことから「ブローカー殺し」の異名を取る(ブルームバーグ)
英中銀、インフレ鈍化で利上げの必要性後退=ブリーデン副総裁
イングランド銀行(英中央銀行)のブリーデン副総裁は7日、インフレ圧力が徐々に和らぐに伴い、利上げの必要性が後退したとの見方を示した、女性のネットワーキングイベントでの講演で述べた(ロイター)
米貿易赤字、4年ぶり縮小 18%減、輸入が落ち込む 23年
米商務省が7日発表した2023年の貿易統計によると、国際収支ベース(季節調整済み)のモノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前年比18.7%減の7734億ドル(約114兆円)と、4年ぶりに縮小した(時事通信)
サウジ原油調整金据え置き 3月積み
サウジアラビア国有石油会社のサウジアラムコは、3月積みアジア向け原油のうち代表油種「アラビアンライト」の調整金を、1バレル1.50ドルの割り増しで据え置いた、2月積みまでは2カ月連続で引き下げていた。中東情勢の緊迫化による原油価格上昇を踏まえた(日本経済新聞)
インフレには「楽観的」、利下げ前に確信必要=クーグラーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は7日、インフレ率が低下し続けることを「楽観視」しているとしながらも、政策立案者は金利を引き下げる前に、それが事実であることをより確信する必要があると付け加えた(ロイター)
ボストン連銀総裁、利下げは「年内」の可能性高い-さらに証拠必要
ボストン連銀のコリンズ総裁は、利下げに踏み切る前に、インフレ率が金融当局の目標とする2%に着実に近づきつつあることを示すさらなる証拠が必要がとの考えを示し、利下げ時期は「年内」の可能性が高いとした(ブルームバーグ)
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「利下げには忍耐強くなるのが合理的」
「インフレはこの7カ月、順調に低下している」
▼市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
序盤は英経済指標を受けたポンド高により、市場ではドル安が進行。
その後は前日に低下した米債利回りが再び上昇に転じており、ドル下落は一服しています。
ドル円は148円台を回復、ユーロ円は159円台中盤へ上昇しています。
▼株式
ダウ:38,677.36ドル(+156.00)
ナス:15,756.64(+147.64)
ムーディーズがNYCBの格付けをジャンク級に引き下げたものの、株価は底堅く推移しました。
▼債券
米10年債利回り:4.115%(+0.015)
実質金利:1.880%(+0.028)
期待インフレ率:2.235%(-0.001)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
右軸:期待インフレ率(上下逆注意)
先週末雇用統計以降続いていた債券売りは一服、米債利回りは低下しました。
▼原油
NY原油3月物は、0.55ドル高の73.86ドルにて終了。
中国の株価対策を好感し、NY原油は続伸しました。
▼金
NY金4月物は、0.30ドル高の2,051.70ドルにて終了。
今朝の国内金は、18円高の9,692円で終了しています。
ドル安を背景にNYオ-プン後に2,060.85ドルまで上昇しましたが、ドル安一服を受けNY金は上げ幅を縮めました。
SPDR:842.22トン(-5.47トン)
▼白金
NY白金4月物は、24.10ドル安の086.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、56円安の4,258円で終了しています。
パラジウムも50ドル安とついに900ドル割れ、白金との価格差は10ドルにまで縮小しています。
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