【SPDR更新】FOMC後のドル高続かず、米地銀リスク再燃 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国財新製造業PMI50.8(予想50.8  前回50.8)
・独製造業PMI45.5(予想45.4  前回45.4)
・ユーロ圏製造業PMI46.6(予想46.6  前回46.6)
・英製造業PMI47.0(予想47.3  前回47.3)
・ユーロ圏失業率6.4%(予想6.4%  前回6.4%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]2.8%(予想2.7%  前回2.9%)
・英中銀政策金利5.25%(予想5.25%  前回5.25%)
・米新規失業保険申請件数22.4万件(予想21.2万件  前回21.5万件)
・米製造業PMI50.7(予想50.3  前回50.3)
・米ISM製造業景況指数49.1(予想47.2  前回47.1)

 

ニュース、要人発言

マイナス金利解除、今春にも 「好循環」に自信、賃上げ見極め―日銀
日銀は、今年の春闘での賃上げ状況を見極めた上、今春にマイナス金利政策の解除を検討する見通しだ、日銀は賃金と物価がともに上昇する「好循環」の実現に自信を深めつつあり、早ければ3月18、19日に開く次回の金融政策決定会合で、政策修正に踏み切る可能性もある(時事通信)
米地銀株が軒並み下落、NYCBの赤字決算と減配受け
米地銀株が31日の取引で軒並み下落した、ニューヨーク州を地盤とする銀行持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)の予想外の赤字決算と減配を受け、地銀の健全性を巡る懸念が再燃した(ロイター)
FRBの利下げ開始予想、5月に後ずれ パウエル議長会見受け
米連邦準備理事会(FRB)が31日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル議長会見を受け、市場ではFRBが早ければ3月にも利下げを開始するとの見方が後退し、5月開始が織り込まれている(ロイター)
USスチール買収、日鉄「引き続き理解求める」 トランプ氏が阻止表明
日本製鉄は1日、米国内で反対がある鉄鋼大手USスチール買収について、引き続き関係者に理解を求めていく考えをあらためて示した、11月の米大統領選に出馬しているトランプ前大統領は31日、勝利すれば買収計画を阻止すると表明した(ロイター)
イタリア首相、4日に来日
政府は1日、イタリアのメローニ首相が4〜6日の日程で来日すると発表した、岸田文雄首相との会談を予定している(時事通信)
スウェーデン中銀、緩和への第一歩踏み出す-インフレリスク低下で
スウェーデン中央銀行は1日、政策金利を据え置くとともに、早ければ今年前半にも利下げを実施する可能性があるとの見通しを示した、スウェーデン経済をリセッション(景気後退)に陥れた引き締めから方向転換した、テデーン総裁率いる理事会は政策金利を4%に据え置き、インフレ率の低下が続けば、6月末までに引き下げもあり得るとの認識を示した(ブルームバーグ)
米NYCB株急落は銀行への警鐘、商業用不動産のリスク再認識
銀行持ち株会社ニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)の減配と引当金積み増しの決定は、金融機関の一部が痛手に気付き始めたばかりであることを思い起こさせた、NYCBの株価は今回の決定を受けて38%安で終了し、上場来最大の下げを記録した、KBW地方銀行株指数は、昨年3月にシリコンバレー銀行(SVB)に取り付け騒動が起きて以来の大幅な下落となった(ブルームバーグ)
スウェーデン中銀
政策金利を現行の4.00%に据え置く事を決定した
仏銀BNPパリバが業績目標引き下げ、四半期利益は急減-株価下落
フランス最大の銀行BNPパリバは、2025年の業績目標を引き下げた、欧州中央銀行(ECB)が銀行に預け入れを義務付ける最低限の準備金に対して支払う金利をゼロとしたことなとが理由、BNPの株価は1日のパリ株式市場で一時10%近く下げた(ブルームバーグ)
英中銀
「政策金利を現行の5.25%に据え置く事を決定」
「6対3で金利据え置きを決定」
「どれだけの期間長く5.25%で据え置くのか検証を続ける」
「一段の引き締めによるリスクの文言を削除」
ベイリー英中銀総裁
「利下げが可能になる前に証拠が必要」
「CPIは向こう数カ月で低下すると予想」
「景気抑制的な金利がインフレ緩和に効果」
「英経済はもう少しスピードを上げる見通し」
「英国は国内外のインフレリスクに直面している」
「紅海紛争、賃金圧力が物価を押し上げる可能性がある」
「英国の経済活動は上向き始めている」
ユーロ圏インフレ率、1月は予想上回る-ECB利下げ観測不透明に
ユーロ圏のインフレ率は1月に前月比で低下したものの、市場予想を上回った。欧州中央銀行(ECB)は春にも利下げを開始するとの投資家の見通しが試される結果となった(ブルームバーグ)
OPECプラス、追加減産判断先送り 原油生産計画を維持
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国で構成するOPECプラスは1日、オンラインで合同閣僚監視委員会(JMMC)を開いた、現在の原油生産計画を維持し、追加減産や一部のメンバー国が続けている3月末までの自主減産の延長の判断を先送りした(日本経済新聞)
米ISM製造業景況指数、1年3カ月ぶり高水準-受注が強い伸び
米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業総合景況指数は、1年3カ月ぶりの高水準。新規受注が2022年5月以来の高い水準を記録し、全体を押し上げた、指数はなお縮小圏にあるものの、製造業が安定化しつつあることを示唆した(ブルームバーグ)
マックレム加中銀総裁
「コアCPIのさらなる持続的な緩和を確認する必要がある」
「インフレは依然として高すぎる」
「高金利に仕事をする時間を与える必要がある」
アルジャジーラ、イスラエルが停戦に同意とのツイート削除
アルジャジーラは、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉に関する先のツイートを削除した、アルジャジーラは現在、ハマスが停戦案を「前向きな雰囲気で」受け取り、対応は未決定だと伝えている(ブルームバーグ)

市況

東京前営業日比

 

02/01 15:15

02/02 07:00

円換算

ドル円

146.90

146.43

-0.47

NY金

2,061.00

2,072.20

22

NY白金

926.80

923.25

-30

(時間は東京タイム)

前日のFOMC以降続いたドル高は一服、米経済指標の失速やイングランド銀行政策金利公表後のポンド高がドルの上値を抑えました。
ドル円は一時145円台へ下落、欧州通貨は反発に転じています。
日本時間今晩10時半に、米国雇用統計が公表されます。
 

株式

ダウ:38,519.84ドル(+369.54)

ナス:15,361.64(+197.63)

 

 

利下げ期待の後退や地銀リスクにもかかわらず、ダウは終値ベースでの高値更新です。

 

債券

米10年債利回り:3.924%(-0.108)

実質金利:1.779%(-0.011)

期待インフレ率:2.251%(-0.006)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

01/30

2,050.90

1.779

01/31

2,067.40

1.673

02/01

2,071.10

1.688

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

FedWatchによると今朝の時点での3月利下げ確率は38%、期待インフレ率は2.25%へ低下しています。

 

原油

NY原油3月物は、2.03ドル安の73.82ドルにて終了。

 

 

イスラエルとハマスの停戦合意報道が上値を抑えましたが、後にアルジャジーラは同投稿を削除しています。

 

貴金属

NY金4月物は、3.70ドル高の2,071.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、14円高の9,669円で終了しています。

 

 

米経済指標の鈍化や地銀リスク、イスラエルとハマスの停戦合意を巡る報道を受け、FOMC後の下げを取り戻しました。

 

 

SPDR:851.73トン(+0.58トン)

 

<会員様>

 

白金

NY白金4月物は、10.30ドル安の922.30ドルにて終了。

今朝の国内白金は、9円安の4,323円で終了しています。

 

 

パラジウムも25ドル下落するなど、中国市況見通しや米利下げ期待後退などが上値を抑えました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

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