今週の見通し

応援よろしくお願いいたします。

お問い合わせ(平日08:00～17:00)
大起証券㈱　Tel:06-6300-5757(代表)
谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

＜今週の予定＞
・1日：元日、ベルギー議長国に就任、BRICS加盟国拡大
・3日：FOMC議事録公開、祝日取引
・4日：証券・商品取引所大発会
・5日：米雇用統計
・8日：成人の日

＜CFTC建玉明細＞
金

(直近5週間)

右軸：大口投機玉買い越し

12月26日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは207,718枚。
前の週から比べ、6,379枚買い越しが増えました。
買い越し枚数は、今年最高を記録しました。

白金

(直近5週間)

右軸：大口投機玉買い越し

12月26日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは23,662枚。
前の週と比べ、6,664枚買い越しが増えました。
クリスマス以降のファンドによる買い建ち増加が目立ちます。

CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。

＜今週の見通し＞
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は「辰年」、米大統領選、オリンピックイヤーです。
「辰巳天井」と言われており、株式市場は活況となることが期待されています。

・中国製造業PMI49.0(予想49.6 前回49.4)
・中国非製造業PMI50.4(予想50.5 前回50.2)

日本時間昨日、中国PMIが公表されました。
事前予想を下回る結果、年明け2日には財新や欧米のPMIも予定されています。
2016年のチャイナショックは、年明けのPMIがきっかけでした。

国内は3日に祝日取引、4日に大発会が予定されていますが、他の市場は一足早く2日から再開します。
注目は日本時間4日早朝に公表されるFOMC議事録、そして週末の米国雇用統計でしょう。
雇用統計についてはNFP、失業率、平均時給といった項目が軒並み減速すると予想されています。
事前予想通り雇用環境の失速が確認されると、市場はドル安となることが予想されます。
一方でその前日に公表されるFOMC議事録が、これまで高まっている利下げ期待に一石を投じることになる可能性もあり、その反応に注目が集まります。

東京前営業日比