ウィリアムズ総裁「利下げ協議してない」 | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

応援よろしくお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国小売売上高[前年比]10.1%(予想12.5%  前回7.6%)
・中国鉱工業生産[前年比]6.6%(予想5.7%  前回4.6%)
・独製造業PMI43.1(予想43.2  前回42.6)
・ユーロ圏製造業PMI44.2(予想44.6  前回44.2)
・英製造業PMI46.4(予想47.5  前回47.2)
・米ニューヨーク連銀製造業景気指数-14.5(予想2.0  前回9.1)
・米鉱工業生産[前月比]0.2%(予想0.3%  前回-0.9%)
・米製造業PMI48.2(予想49.5  前回49.4)
 

ニュース、要人発言

ECBミュラー氏、来年上期の利下げ予想は時期尚早-報道
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は、ECBが来年上期に利下げを開始することに賭けるなら、市場は先走りすることになるとの考えを示した(ブルームバーグ)
ECB、次の政策行動は利下げ 時期は指標次第=仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中央銀行総裁は15日、ECBの次の政策行動は利下げになると述べた(ロイター)
EU、ウクライナ加盟交渉入り決定 資金支援は合意できず
欧州連合(EU)は14日にブリュッセルで開いた首脳会議で、ウクライナの加盟交渉を始めることを決めた、ウクライナへの巨額の資金支援はハンガリーの反対によって合意できなかった(日本経済新聞)
ドイツ経済、今年はマイナス0.1%成長-独連銀最新予測
ドイツ連邦銀行(中央銀行)が15日公表した最新予測によれば、ドイツ経済は今年マイナス0.1%成長となる見込み、輸出の不振が産業の足を引っ張り、消費者支出は抑制され、資金調達コストの上昇が投資に水を差したとしている(ブルームバーグ)
中国・人民元が半年ぶり高値 MLF純資金供給は過去最大
15日の上海外国為替市場で、人民元は1ドル=7.0987元で取引を終え、約半年ぶりの高値となった、米利上げが事実上終結し、米中金利差が急縮小しているためだ(日本経済新聞)
ロシア中銀
政策金利を1.00%引き上げ16.00%にする事を決定した
ECB金利、ピークに達した可能性高まる=オーストリア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は15日、ECBの政策金利が最終到達点に達した可能性が先月よりも高まったとの見解を示した(ロイター)
来年早期の米利下げ観測、FRB当局者2人が冷や水-市場をけん制
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は経済専門局CNBCとのインタビューで、金融当局の関心事はインフレ率を2%に下げるために金融政策が十分に景気抑制的かどうかであり、金利を3月にも引き下げることを考え始めるのは早過ぎると述べた、アトランタ連銀のボスティック総裁はロイター通信とのインタビューで、来年2回の利下げを予想したが、始まるのは第3四半期になるとの見方を示した(ブルームバーグ)
米経済の「軟着陸」の確率高まる、最近の指標受け=NEC委員長
米国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長は15日、最近の経済指標は米経済の「ソフトランディング(軟着陸)に向けた滑走路の幅がさらに広がった」ことを示唆しているという認識を示した(ロイター)
マックレム加中銀総裁総裁
「利下げ議論には時期尚早」
「金利が十分に高いかどうかまだ議論中」
米FRB、焦点を物価から雇用に移す必要─シカゴ連銀総裁=報道
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレ率が目標の2%に戻りつつある中、連邦準備理事会(FRB)は政策の焦点を物価から雇用に移す必要が出てくる可能性があるとの考えを示した、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が15日、報じた(ロイター)
ナーゲル独連銀総裁
「利下げを検討するのは時期尚早」
「ドイツのインフレ鈍化は良いニュース」
「ドイツの輸出需要と個人消費は弱い」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

昨夜NY序盤、ウィリアムズNY連銀による利下げ期待に対するけん制発言を受け、市場ではドル買い戻しが進行。
その後の米経済指標によりゆるむ場面も見られましたが、週末要因もありドル買い戻しが見られました。
ドル円は142円台を回復、1.10台を回復していたユーロドルは1.09を割り込んで引けています。
 

株式

ダウ:37,305.16ドル(+56.81)

ナス:14,813.92(+52.36)

 

 

ウィリアムズ発言に押される場面もありましたが、ダウはプラスで引けました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:3.911%(-0.010)

実質金利:1.687%(+0.009)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.224、前日より0.008低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.687%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油1月物は、0.15ドル安の71.43ドルにて終了。

 

 

ドル高を受け、NY原油の買い戻しも一服しています。

 

貴金属

<前日内部要因>

12月15日金相場表

 

昨日の金は、20円高の9,285円にて終了。
金買い白金売りが進んでいるようです。

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、9.20ドル安の2,035.70ドルにて終了。

今朝の国内金は、55円安の9,230円で終了しています。

 

 

FOMC後の利下げ期待をNY連銀総裁がけん制、NY金上昇も一服しています。

 

 

SPDR879.69トン(+2.02トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

12月15日白金相場表

 

昨日の白金は、73円高の4,329円にて終了。
利益確定売り優勢、取組は再び3万枚を割り込んでいます。

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は、15.30ドル安の952.60ドルにて終了。

今朝の国内白金は、52円安の4,277円で終了しています。

 

 

昨日15%上昇し話題となったパラジウムですが、今朝も6%近い上昇です。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

ブラックアウト期間が明けましたので、今後の高官発言が注目されそうです。

 

今週もありがとうございました。

 

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ

「浪風谷本」では、メール会員を募集しています。

その日の市況や相場見通しを「会員メール」として1カ月間、無料でお送りいたします。

メールの受信は、PCでもスマートフォンでもけっこうです。

期間内は相場相談も受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

 

手紙メール会員お申し込みはこちら(Gmail)手紙

手紙こちらはヤフーメール、「メールアドレス」「お名前」「ご連絡先」をご明記のうえどうぞ手紙

 

※携帯、スマホへショートメールをお送りいたしますので、ご返信いただくことにより本登録とさせていただきます。

 

メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。

まずはお役に立てるかどうか、お試しください。

よろしくお願いいたします。