【SPDR更新】米経済指標ふるわず、ドル円は戻り売りの様相 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・NZ中銀政策金利5.50%(予想5.50%  前回5.50%)
・ユーロ圏消費者信頼感-16.9(予想-16.9  前回-16.9)
・米MBA住宅ローン申請指数0.3%(前回3.0%)
・独消費者物価指数[前年比]3.2%(予想3.5%  前回3.8%)
・米GDP[前期比年率]5.2%(予想5.0%  前回4.9%)
・米個人消費[前期比]3.6%(予想4.0%  前回4.0%)
・米コアPCE[前期比]2.3%(予想2.4%  前回2.4%)
・EIA原油在庫 原油161万バレル増 クッシング185.4万バレル増

 

ニュース、要人発言

ニュージーランド中銀
政策金利を現行の5.50%に据え置く事を決定した。
NZ中銀、政策金利5.5%に据え置き 追加引き締め警告
ニュージーランド準備銀行は29日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを約15年ぶり高水準の5.5%に据え置くことを決定した、ただ、インフレ率は依然高すぎるとし、物価上昇圧力が鈍化しなければ追加引き締めが必要になる可能性もあると警告した(ロイター)
賃金・物価の好循環、十分達成と言える段階にない=安達日銀委員
日銀の安達誠司審議委員は29日、愛媛県金融経済懇談会であいさつし、賃金と物価の好循環の「芽」が出始めているかもしれないが「十分に達成したと言える段階にはまだない」と述べ、現時点では粘り強く金融緩和を継続していくことが適当だとの見解を示した(ロイター)
タイ中銀
政策金利を現行の2.50%に据え置く事を決定した
スウェーデンがリセッション入り-7-9月GDP、前期比0.3%減
スウェーデン統計局が29日発表した7-9月の国内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比0.3%減少、スウェーデン経済はリセッション入りした(ブルームバーグ)
スリランカ、主要債権国と債務再編条件で基本合意-神田財務官
デフォルト(債務不履行)に陥ったスリランカの対外債務再編を巡り、日本やインド、フランスが共同議長を務める債権国会合は、同国政府と債務再編の条件で基本合意した、神田真人財務官が29日夕、財務省内で記者団に明らかにした(ブルームバーグ)
中国経済「底入れ」、OECD指摘 23年世界成長3%割れ
経済協力開発機構(OECD)は29日公表した経済見通しで、低迷が懸念されていた中国経済が7〜9月期に「底入れした」との見解を公表した(日本経済新聞)
中国版QE復活か、不動産危機打開に向け人民銀が姿勢転換の可能性
人民銀はいわゆる担保付き補完貸し出し(PSL)を通じて少なくとも1兆元(約21兆円)の低金利資金を建設プロジェクトに提供する可能性がある(ブルームバーグ)
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「ECBの利下げ開始は来年半ばになる見通し」
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「インフレ率が2%の目標へはっきり向かうまで休まない」
「景気抑制的な金融政策と金融条件厳格化で景気は今後数カ月鈍化へ」
「政策、財政条件の厳格化はさらに厳しい」
「減速はしているものの、破壊的な景気後退は期待すべきではない」
「経済活動は今後数カ月間減速」
「失業率は4%に上昇し、その後横ばい」
「インフレ率、24年末に2.5%、25年末には2%に近づく」
「金融政策引き締めの効果はまだ完全には出ていない」
「FEDの金融政策判断で核心はインフレ率を長期平均2%とすること」
ベイリー英中銀総裁
「為替レートはショックを和らげることができる」
「外国為替市場はストレス時に脆弱」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「2%のインフレが軌道に乗っているかどうかには懐疑的」
「追加利上げはテーブルから外すつもりはない」
「市場とFEDは予測合戦を繰り広げている」
「インフレは低下傾向にあるが、頑固」
「2%の目標を達成した後、インフレ目標の範囲にオープン」
「インフレ率が2%に戻れば利下げの余地がある」
メスター・クリーブランド連銀総裁
「今後のデータ評価する上で政策は良い位置にある」
「インフレ率2%に戻るまで時間かかる」
「不透明な環境で、金融政策は見通しの変化などに素早い対応を」
「さらなる利上げが必要かどうかは経済状況次第」
米地区連銀経済報告
「前回のレポート以来、経済活動が減速」
「自由裁量品への消費者支出が減少」
「消費者はより価格に敏感」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

前日のウォラー発言に加え、昨日の東京タイム午前中に進行したNZドル高により、ドル円は一時147円をブレイク。
ロンドンフィキシングへ向け買い戻しも見られましたが、現在は再び147円台に沈んでいます。
昨晩公表された米経済指標の失速からドル安も加わり、1.09台中盤にまで下落していたユーロドルは下げ幅を縮めています。
またFedWatchによると、今朝の時点で来年3月会合での据え置き確率が5割を切り、利下げサイクルの始まりを市場は意識し始めています。
 

株式

ダウ:35,430.42ドル(+13.44)

ナス:14,258.49(-23.27)

 

 

米債利回り低下が相場を支えましたが、ダウは年初来高値レベルからの調整も出ています。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.259%(-0.062)

実質金利:2.039%(-0.055)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.220、前日より0.016低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は2.039%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油1月物は、1.45ドル高の77.86ドルにて終了。

 

 

WSJがOPECプラスによる100万バレル減産検討と報道、NY原油は続伸しました。

 

貴金属

<前日内部要因>

11月29日金相場表

 

昨日の金は、62円高の9,672円にて終了。
取組以上に出来ましたが、取組の減少は限定的でした。

<金市況>

昨晩のNY金2月物は6.90ドル高の2,067.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、6円高の9,678円で終了しています。

 

 

米債利回りの低下が、NY金相場を支えました。

 

 

SPDR878.53トン(-2.02トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

11月29日白金相場表

 

昨日の白金は、47円高の4,372円にて終了。
4月限の取組減少ペースが失速しました。

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は8.80ドル安の941.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は、10円安の4,362円で終了しています。

 

 

NY950ドル越えには慎重、総取組も7万枚にまで減っており、次の展開が待たれます。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

明日よりいよいよ12月相場、ドル円の行方とともにNY金の上抜けも警戒されます。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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