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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・ユーロ圏マネーサプライ[前年比]-1.0%(予想-0.9% 前回-1.2%)
・米住宅価格指数[前月比]0.6%(予想0.5% 前回0.7%)
・米S&P/ケース・シラー[前年比]3.92%(予想3.90% 前回2.14%)
・米消費者信頼感指数102.0(予想101.0 前回99.1)
・米リッチモンド連銀製造業指数-5(予想1 前回3)
ニュース、要人発言
経団連が「円安の是非」を来月議論…急激な円安で中小の収益圧迫、経済への影響懸念
経団連が来月4日の正副会長会議で、円安による日本経済への影響を議論することがわかった、歴史的に円安を志向してきた経団連が、円安の是非をテーマに議論するのは異例だ(読売新聞)
マイナス金利解除、日銀が地ならし ショック回避探る
日銀のマイナス金利政策の解除が近づきつつある、日銀は春季労使交渉や個人消費などの動向を見極め、早ければ2024年前半にも解除を判断する(日本経済新聞)
FRBの赤字解消と剰余金納付再開には4年弱必要=セントルイス連銀
米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに伴う赤字を解消し、剰余金の国庫納付を再開するまでにはあと4年近く必要になる―、セントルイス地区連銀が公表した最新の分析で、こうした見方が示された、FRBは急激な利上げと保有国債圧縮により、昨年9月から赤字が発生、累積赤字を示す「繰延資産」は11月23日時点で1204億ドルに達していた(ロイター)
ブロック豪中銀総裁
「失業率を引き上げることなくインフレ期待を抑制する必要がある」
「我々は現在、少し注意しなければならない時期にいる」
潘・中国人民銀行総裁
「中国経済は回復の勢いを維持」
「消費者物価は徐々に底入れしつつある」
「中国経済は2023年の成長率目標を達成する見通し」
欧州の不動産帝国シグナ、メルトダウンの恐れ-資金繰り打開できず
オーストリアの大物実業家、 レネ・ベンコ氏の不動産帝国は、グループ企業の破産が相次ぐ瀬戸際にある、緊急資金の確保を目指す土壇場の努力が成功するのか疑念が広がる(ブルームバーグ)
ECB利上げ、必ずしも終了せず=独連銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連銀総裁は28日、インフレ見通しが悪化すれば追加利上げが必要になる可能性があると主張、早急な金融緩和は避けるべきだと述べた(ロイター)
IMF、アルゼンチン支援に意欲 RST活用も=専務理事
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ総裁は27日、IMFは対アルゼンチン支援に「非常に意欲的」で、脆弱な国が直面する長期的な課題への取り組みを支援する「強靭性・持続可能性トラスト(RST)」の対象候補になる可能性があると述べた(ロイター)
ギリシャとの首脳会談中止 彫刻返還巡る発言に反発―英
英首相府は27日、翌日に予定されていたスナク首相とギリシャのミツォタキス首相の会談を中止した、アテネのパルテノン神殿から持ち出され、現在は大英博物館に収蔵されている彫刻を巡るミツォタキス氏の発言に英側が反発した(時事通信)
ウォーラーFRB理事
「FEDが十分な努力をしたかどうかは断言できない」
「インフレ率がさらに数ヶ月低下し続ければ、政策金利を引き下げる根拠は十分に」
「利回り低下にもかかわらず、財務状況は全体的に厳しくなっている」
「産出量の伸びが緩和され、インフレの進行を支えている」
「インフレの進展は続くというさらなる証拠が欲しい」
「政策は昨年の急速なインフレ改善に貢献した」
「労働市場は冷え込んでいるが、依然としてかなり逼迫している」
「政策は適切な位置にある」
「12月FOMCまでにPCE物価指数、雇用関連統計、CPIがある」
グールズビー・シカゴ連銀総裁
「インフレは低下傾向にあるがまだ目標には戻っていない」
「FEDは食品価格以外のインフレに関して進展を見せた」
ボウマンFRB理事
「適切な政策方針を評価するためにデータを注意深く観察」
「インフレ抑制に向けて供給側がさらに前進するかどうかは不明」
「サービス消費の増加によるインフレリスクを認識」
「エネルギー価格のリスクがインフレ改善を阻害する可能性」
「インフレ低下の進展停滞示されれば、利上げを支持する用意」
ウィリアムズNY連銀総裁
「インフレ率の低下が励みになっている」
「長期的なインフレ期待は非常に安定」
「FEDはインフレを2%に戻すことに強いコミット」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨夜のウォラーFRB理事発言を受け、市場は利下げ期待を急速に高めたもようです。
ドル円は直近安値147円15銭を試す展開、ユーロドルも一時1.10台を回復しています。
FedWatchによると、12月会合での利上げ確率は約4%です。
昨日公表されたCFTC建玉明細によると、前週13万枚売り越しだった円売りポジションは約10万5千枚にまで減少しています。
株式
ダウ:35,416.98ドル(+83.51)
ナス:14,281.76(+40.74)
利下げ期待の進展が、株式市場を支えました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:4.330%(-0.056)
実質金利:2.094%(-0.062)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.236、前日より0.007上昇しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は2.094%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油1月物は、1.55ドル高の76.41ドルにて終了。
OPECプラス会合を控えるなか、ドル安を追い風に買い戻しが進んでいます。
貴金属
金
<前日内部要因>
11月28日金相場表
昨日の金は、28円安の9,610円にて終了。
先限に買い建ちが入り、取組は久しぶりに増加しました。
<金市況>
昨晩のNY金2月物は27.20ドル高の2,060.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、60円高の9,670円で終了しています。
ウォラー発言をきっかけに、NY金は大きく上昇しました。
SPDR880.55トン(-1.73トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
11月28日白金相場表
昨日の白金は、77円安の4,325円にて終了。
下げて取組減少、売り落ちと推測されます。
<白金市況>
昨晩のNY白金1月物は27.00ドル高の950.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、75円高の4,400円で終了しています。
ドル安を背景にNY白金は950ドルにて引け、パラジウムは1,060ドルに沈んでいます。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
「初割れ買え、二度割れ売れ」
昨年末の動きが再現されるのか、注目されます。
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