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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・10日:ノーベル賞授賞式
・12日:米消費者物価指数、FOMC(~13日)、今年の漢字
・13日:「南京大虐殺」追悼式典(中国)、水星逆行(~1/2)、新月
・14日:スイス、英、ECB政策金利、米小売売上高
・15日:トリプルウィッチング
<CFTC建玉明細>
金
(直近5週間)
右軸:大口投機玉買い越し
12月5日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは203,544枚。
前の週から比べ、3,460枚買い越しが増えました。
ファンドによる買い越し比率が40%を越えました。
白金
(直近5週間)
右軸:大口投機玉買い越し
12月5日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは5,133枚。
前の週と比べ、4,901枚買い越しが減りました。
取組増は売り玉増でした。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
まずは一昨日土曜日に公表された中国経済指標から。
・中国消費者物価指数[前年比]-0.5%(予想-0.2% 前回-0.2%)
・中国生産者物価指数[前年比]-3.0%(予想-2.8% 前回-2.6%)
引き締めにはほど遠い内容、人民元にとって下押し圧力となることが懸念されます。
今週はイベントウィーク、米CPIに加え、欧米中銀揃い踏みです。
ここ数日高まっていた米当局による引き締め解除期待でしたが、先週末の米雇用統計が一石を投じてくれました。
高まっていた来年3月会合での利下げ期待が一気に後退しましたが、今回公表されるドットチャートによる来年の政策スケジュールが注目されます。
FOMC初日には米CPIが公表されますが、事前予想は3.1%と前回3.2%から鈍化することが期待されています。
翌日にFOMCを控えていることからCPIに対する反応は一時的なものと思われますが、ドル円相場などにストップロスが出ることも予想され、注意が必要でしょう。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
…
週明けのドル円相場は145円をはさんだ動き。
先週末雇用統計後の上値抵抗である145円台前半レベルをしっかり抜くのか、注目です。
今朝の北新地、12月とは思えないほどの暖かさです。
今週もよろしくお願いいたします。
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