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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・トルコ中銀政策金利35.00%(予想35.00% 前回30.00%)
・ECB政策金利4.50%(予想4.50% 前回4.50%)
・米GDP[前期比年率]4.9%(予想4.5% 前回2.1%)
・米個人消費[前期比]4.0%(予想4.0% 前回0.8%)
・米新規失業保険申請件数21.0万件(予想20.7万件 前回20.0万件)
・米コアPCE[前期比]2.4%(予想2.5% 前回3.7%)
・米中古住宅販売成約[前月比]1.1%(予想-2.0% 前回-7.1%)
ニュース、要人発言
鈴木財務相
「今まで通りしっかり緊張感を持って動き見ていく」
「為替市場は緊張をもっとしっかり動きを見ていく」
長期金利、0.865% 10年3カ月ぶり
25日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債(第372回債)の流通利回りが一時0.865%に上昇(債券価格は下落)した(時事通信)
東京円、一時今年最安の150円40銭台…日米の金利差拡大を見込みドル買いの動き
26日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=150円台前半で取引されている、円相場は前日のニューヨーク市場で一時、1ドル=150円30銭台まで円安が進んだ、この流れを引き継ぎ、東京市場でも一時、年初来安値となる150円40銭台まで下落した(読売新聞)
日経平均は大幅反落、一時700円超安 米金利高を警戒
東京株式市場で日経平均は、前営業日比668円14銭安の3万0601円78銭と、大幅に反落して取引を終えた、米長期金利が上昇して米株安となったことを嫌気して、半導体関連や電子部品などハイテク株を中心に幅広い銘柄が売られた(ロイター)
フィリピン中央銀行
政策金利の翌日物借入金利を緊急で0.25%引き上げると発表した
トルコ中銀
政策金利を5.00%引き上げ35.00%にする事を決定した
欧州中央銀行
政策金利を現行の4.50%に据え置く事を決定した
ECB声明
「金利水準は十分に長い間維持される必要がある」
「大半の基調的なインフレの指標は緩和を続けている」
「インフレは9月に顕著に低下した」
ラガルドECB総裁
「景気は依然弱い」
「景気は年内の残り期間は弱い公算大」
「労働市場が弱含んでいる兆しある」
「インフレは短期的には更に低下する可能性が高い」
「成長に対するリスクは依然として下振れ方向」
「域内の価格圧力は依然として強い」
「利下げは議論されなかった」
「今はフォワードガイダンスに適した時期ではない」
「ECBの金利がピークかは断定はしない」
ECB、金利据え置き 11会合ぶり 利下げの討議「尚早」
欧州中央銀行(ECB)は26日の理事会で、政策金利の据え置きを決定、25年の歴史で最長となった連続利上げを打ち切った、最新のデータではインフレ率が目標の2%に向かって緩やかに低下していることを引き続き示しているとの見解を示した(ロイター)
中国・碧桂園をデフォルト認定 国際金融団体が判断
世界の主要金融機関で構成するクレジットデリバティブ決定委員会は26日、中国不動産最大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)が発行したドル建て債で支払いの不履行が生じたとする判断を公表した(日本経済新聞)
イエレン米財務長官
「今年の成長率が2.50%でも驚かない」
「米国経済の軟着陸を目指す」
「GDP統計は良好で強い数字」
「堅調な経済は長期金利の引き上げを示唆」
「利回りは強い経済と長期で高水準の金利を反映している」
「中国と建設的かつ進化した議論を行っている」
「中国訪問以来、物事は前向きに進んでいる」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
「ニュース、要人発言」にあるように、昨日の日本市場はトリプル安。
日本の債券が売られ、株が売られ、そして円が売られました。
日本売りの様相です。
一方驚愕の経済指標を背景に、ドルや米債が買われています。
昨日はフィリピンが緊急利上げを行うなど、強いドルに対する警戒が一層高まっています。
株式
ダウ:32,784.30ドル(-251.63)
ナス:12,595.61(-225.61)
前日に続き、決算を受けたハイテク株の下落が相場を圧迫しました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:4.842%(-0.113)
実質金利:2.418%(-0.097)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.424、前日より0.013低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は2.418%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油12月物は、2.18ドル安の83.21ドルにて終了。
中東情勢の緊迫化が高まりはじめた先々週のレベル付近で下げ止まっています。
貴金属
金
<前日内部要因>
10月26日金相場表
昨日の金は、102円高の9,605円にて終了。
日中に上げ幅を広げ取組は激減、3月24日以来の取組3万5千枚割れとなっています。
<金市況>
昨晩のNY金12月物は2.50ドル高の1,997.40ドルにて終了。
今朝の国内金は21円安の9,584円で終了しています。
米債利回りの低下を受け、NY序盤に記録した安値1,981.65ドルから反発しています。
SPDR861.80トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
10月26日白金相場表
昨日の白金は、80円高の4,321円にて終了。
金売り白金買いポジションの解消が続いています。
<白金市況>
昨晩のNY白金1月物は3.40ドル安の909.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は、3円高の4,324円で終了しています。
900ドルを挟んだ推移が続く一方、パラは9.2ドル高と続伸です。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
株も債券も円も売られたニッポンですが、前回85年のように阪神が日本一になるとニッポンは好景気になるアノマリーがあるとかないとか…。
注目の日本シリーズは、明日18時半プレーボールです。
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谷本 憲彦
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