【男ブラード】政策金利6%台も視野に | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

応援よろしくお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

今週末より米国は「ブラックアウト期間」入りとなるため、今週の要人発言には注目が集まります。

今のところ市場は2会合連続での政策金利据え置きを想定、FedWatchによると11月会合での利上げ確率は9%台となっており、据え置きがコンセンサスです。

 

 

 

一時鈍化したものの米10年債は再び上昇、4.7%を越える場面も見られます。

市場金利の上昇が景気抑制に作用するため、利上げ見送りの結論に至った当局者もいるとブルームバーグは指摘しています。

 

9月会合後のドットチャートにて、年内あと1回の利上げを支持した当局者は多かったですが、12月会合での利上げ確率も現状は30%程度です。

「利上げ停止宣言」こそ出ないものの、市場は早期の打ち止めを期待しているようです。

 

しかし、この議論に殴り込みをかけた男がいます。

前セントルイス連銀総裁のジェームズ・ブラード氏です。

 

 

6.5%といえば、こちらです。

 

 

いわゆる「ドットコムバブル」時のピークが、6.5%でした。

 

 

このときのバブルを抑え込むため、FRBは政策金利を6.5%にまで引き上げ、2000年末まで金利水準を維持しました。

2001年に入り当局は金利水準を引き下げ始めましたが、同年9月の同時多発テロもあったため、米株式市場は加速度的に下落しました。

 

誰もが年内での利上げ打ち止めを期待するなか、ブラード氏による発言は注目です。

元々ハト派だったブラード氏でしたが、昨年はいち早く大幅利上げを提言しています。

パウエル議長でさえ「インフレは一時的」を繰り返していましたが、5月会合にてようやく50bp利上げを敢行しています。

今回もブラード氏による提言が一石を投じることとなるのか、大変注目されます。

併せて、木曜日に予定されているパウエル講演にも注目が集まります。

 

 

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ

「浪風谷本」では、メール会員を募集しています。

その日の市況や相場見通しを「会員メール」として1カ月間、無料でお送りいたします。

メールの受信は、PCでもスマートフォンでもけっこうです。

期間内は相場相談も受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

 

手紙メール会員お申し込みはこちら(Gmail)手紙

手紙こちらはヤフーメール、「メールアドレス」「お名前」「ご連絡先」をご明記のうえどうぞ手紙

 

※携帯、スマホへショートメールをお送りいたしますので、ご返信いただくことにより本登録とさせていただきます。

 

メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。

まずはお役に立てるかどうか、お試しください。

よろしくお願いいたします。