【ドル円下落】植田－ニック、連携プレー

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

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注目経済指標

特になし

ニュース、要人発言

伊首相、一帯一路離脱するかどうかの「最終決定はこれから」
イタリアのメローニ首相は10日、中国が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」について、イタリアとしてはそれよりも中国との関係自体を強固にすることが大事だと述べたが、一帯一路から離脱するかどうか最終決定はこれからになると付け加えた(ロイター)
金融市場は年内のマイナス金利解除織り込みへ、植田総裁「年末」言及
日本銀行の植田和男総裁の発言をきっかけに長期金利が9年8カ月ぶりの水準に上昇した、金利市場では、年末から年明けにかけてのマイナス金利政策解除を織り込む動きも出始めている(ブルームバーグ)
人民元、3月以来の大幅上昇－中国人民銀が投機を強くけん制
中国人民銀行は11日の声明で、金融当局は人民元相場の基本的な安定を維持する能力と自信を備えているとし、必要な時に市場の一方的な動きを是正すると表明した(ブルームバーグ)
長期金利0.705%、円一時145円に　円安けん制強化の見方
指標となる新発10年物国債の利回りが11日、2014年1月以来の水準となる0.705%を付けた、日銀の植田和男総裁がマイナス金利政策解除の可能性に言及したためだ(日本経済新聞)
HSBC、香港住宅ローン金利引き上げ　不動産株が下落
英金融大手HSBCホールディングスが香港の住宅ローン金利を最大50bp引き上げる、広報担当者が11日、明らかにした(ロイター)
中国人民銀がドル買い監視強化、5000万ドル以上は要承認＝関係筋
中国人民銀行が国内企業による大規模なドル買いに対する監視を強化していることが分かった、事情に詳しい関係筋3人が日に明らかにした(ロイター)
マン英中銀委員
「過度の引き締めのほうが動かないよりも修正しやすい」
「金利据え置きはインフレが根付くリスク冒す」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

日本時間先週末の読売報道やWSJニックによる投稿を受け、ドル円は一時145円90銭へ下落。
植田日銀総裁による円安けん制と市場は捉え、日本の10年債利回りが0.705%へ上昇しています。
人民元買い戻しによるドル安も後押しとなりました。
一方先週から米国の経済指標は再び堅調な内容を示し始めており、昨晩もNYタイムに入るとドル買い戻しの動きが見られました。
日本時間明日21時半、いよいよ米国CPIが公表されます。

株式

ダウ：34,663.72ドル(+87.13)

ナス：13,917.89(+156.36)