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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
中国市場からの撤退が相次ぎ、キャピタルフライトが始まっています。
上海総合指数は8月25日に瞬間3,053.04まで下落、昨年12月26日以来の安値です。
ちょうど「ゼロコロナ政策」真っ只中、中国政府は年明け1月7日にゼロコロナ政策を終了させています。
現在の中国株価は、この時以来の安値を記録しています。
中国当局は、矢継ぎ早に株価対策を発表しています。
自社株買いの促進や空売り規制、印紙税の引き下げなどが功を奏し、昨日の上海総合指数は5%を越える上昇で始まりました。
しかし終わってみれば、1.13%高の3,098.64で終了。
3,219で寄り付き、3,100を割り込んで引けたため、大陰線となっています。
当局は3,000割れは避けたいようですが、投資家心理は悪化する一方です。
レコード・チャイナが、独メディアの記事を紹介しています。
これまでにも何度か、上海総合指数は3,000ポイントを割り込む場面がありました。
2015年の上海ショックにはじまり、2018年末のFRBによるドル引き締め加速など、これまでにも何度か3,000ポイントを割り込む場面が見られました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:上海総合指数
コロナ以降最初に3,000を割り込んだ場面で、NY金は1,600ドル近くにまで下落。
今回再び3,000を割り込むようでしたら同様に「換金売り」となる可能性が高く、引き続き中国情勢に対する警戒が必要です。
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