パウ「適切であればさらに利上げする用意がある」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日本消費者物価指数[東京都区部][除生鮮][前年比]2.8%(予想2.9%  前回3.0%)
・独GDP[前期比]0.00%(予想0.0%  前回0.0%)
・独IFO85.7(予想86.8  前回87.4)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数69.5(予想71.2  前回71.2)

 

ニュース、要人発言

BRICS決済システム、SWIFT代替目指さず=南ア財務相
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)は24日、ヨハネスブルグで3日間にわたり開催された首脳会議の閉幕に当たり、各国財務相に現地通貨や決済手段、プラットフォームの問題について検討させ、1年後に報告すると表明した(ロイター)
ナーゲル独連銀総裁
「利上げ停止を考えるのは時期尚早」
「ドイツのハードランディングのシナリオ予想せず」
「9月の決定は、さらにデータを待つべきだ」
中国が住宅購入規制を緩和、一次取得者の対象拡大-景気支援図る
中国当局は景気を下支えするため、居住用不動産市場のてこ入れを目的とした住宅ローン政策の追加緩和を公表した(ブルームバーグ)
ECB、成長鈍化懸念で利上げ停止論強まる 情勢流動的=関係筋
欧州中央銀行(ECB)の政策当局者の間では成長見通し悪化への懸念が広がっており、利上げ停止論が強まっている、事情に詳しい8人の関係者が明らかにした(ロイター)
パウエルFRB議長
「追加利上げの是非は慎重に進めていく」
「実質金利はプラス圏、大半の中立推測値大きく上回る」
「7月PCE価格指数は前年比3.3%、コア4.3%上昇予想」
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「FEDはインフレ率を2%まで引き下げる必要がある」
「インフレ低下が減速したら利上げが必要になる可能性」
「インフレ目標達成には時間がかかるだろう」
「早ければ来年まで利下げは見込めない」
「現在、バランスシート上ではFEDの変化は見られない」
「9月のFOMCの行動はデータによって決まる」
「軟着陸は最も可能性が高いが、何も保証されていない
メスター・クリーブランド連銀総裁
「やるべきことはまだある」
「我々はピークに近付いた」
「FEDの主要議論は金利が十分に引き締まったかどうか」
「労働市場は予想以上に強い」
「インフレ率は依然として高すぎる」
「不十分な引き締めは引き締め過ぎよりも悪影響」
「労働市場と賃金上昇率の節度を見極める必要」
グールズビー・シカゴ連銀総裁
「依然として景気後退なくインフレを下げる道筋が見えている」
「パウエル議長の演説は実に冷静」
「FEDが任務は達成と宣言するのは時期尚早」
「間違いなく信用引き締めが起こっている」
「GDP予測は成長が加速している可能性を示唆」
「消費支出の悪化は見られない」
「FEDがインフレ目標を今変更すべきだとは思わない」
「インフレ率は依然として我々の希望より高い」
「インフレについて良いニュースを入手し続けなければならない」
「急激な金利上昇が住宅の供給と需要に影響」
「大規模な自動車ストライキは製造業経済に影響を与える可能性」
ホルツマン・オーストリア連銀総裁
「ECBは金利をもう少し引き上げる必要があるとみている」
「ECBが再び利上げするかどうかは最終的にはデータによって決まる」
カザークス・ラトビア中銀総裁
「欧州経済の現状はかなりまちまち」
「コアインフレ率は依然として上昇中」
「利上げの一時停止は停止を意味しない」
「利上げの終了を急ぐ必要はない」
「中立金利は以前よりも高くなる可能性が高い」
「将来の利下げは利上げよりも遅いだろう」
「インフレを懸念する理由は労働市場にある」
ラガルドECB総裁
「ECBはインフレに必要な限り高い金利を設定する」
「中央銀行は物価期待を安定させ続けなければならない」
「効果的な政策には多様なアプローチが必要」
「インフレ率の低下、適時かつ持続可能である必要」
「6月の経済予測を支持する」
FRB議長「利上げ用意ある」 米インフレ、高過ぎる 金融引き締め姿勢維持
米国のインフレ率は「依然として高過ぎる」との認識を示した上で、「適切であればさらに利上げする用意がある」と明言、金融引き締め方針を維持する考えを強調した(時事通信)
金価格が過去最高更新 1グラム当たり9948円
地金大手の田中貴金属工業(東京)は25日、金の店頭販売価格を1グラム当たり前日比74円高の9948円に設定した、1日に付けた1グラム当たり9946円を上回り、国内の金小売価格の指標として過去最高を更新した、外国為替市場で円安ドル高の傾向が続いていることが金価格上昇の一因とみられる(共同通信)
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

パウエル議長による講演を受け、ドル円は1円の上下動。
当初は慎重姿勢を示したことから、市場はドル安の反応。
ドル円は145円72銭まで下落したものの議長はインフレ率は高すぎるとの認識を示しており、次第にドル高の反応となりました。
ユーロドルは欧州タイムのロイター報道を受け、1.08を割り込んで引けています。
 

株式

ダウ:34,346.90ドル(+247.48)

ナス:13,590.65(+126.68)

 

 

パウエル講演を受けダウは一時マイナス圏でしたが、引けにかけて買い戻されています。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.230%(-0.007)

実質金利:1.910%(+0.005)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.323、前日より0.009低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.910%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油10月物は、0.78ドル高の79.83ドルにて終了。

 

 

米国内の需給ひっ迫や株価上昇により、NY原油は続伸しました。

 

貴金属

<前日内部要因>

8月25日金相場表

 

昨日の金は、31円高の8,980円にて終了。
引き続き総取組は減少、5月2日以来の水準です。

<金市況>

昨晩のNY金12月物は、7.20ドル安の1,939.90ドルにて終了。

今朝の国内金は、17円高の8,997円で終了しています。

 

 

終盤の米長期債利回り低下を受け、時間外ではやや買い戻されています。

 

 

SPDR:884.04トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

8月25日白金相場表

 

昨日の白金は、43円高の4,339円にて終了。
4月限取組が減少、個人投資家は買い玉を降りています。

<白金市況>

昨晩のNY白金10月物は、5.20ドル高の948.20ドルにて終了。

今朝の国内白金は、29円高の4,368円で終了しています。

 

 

パラジウムは15ドル安と続落、白金はファンド買い戻しが続きます。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

日曜日早朝1時には、植田総裁が登壇されます。

月曜日の朝の反応が注目されます。

 

今週もありがとうございました。

 

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