【米トリプル高】ゴルディロックス復活の様相

応援よろしくお願いいたします。

お問い合わせ(平日08:00～17:00)
大起証券㈱　Tel:06-6300-5757(代表)
谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・米小売売上高[前月比]0.2%(予想0.5% 前回0.5%)
・米鉱工業生産[前月比]-0.5%(予想0.0% 前回-0.2%)

ニュース、要人発言

中国、消費者向け製品・サービスの利用促進策発表
中国は消費者向け製品・サービスの利用促進を目的とした一連の措置を発表した、商務省が18日に声明を出した(ロイター)
豪中銀は据え置きの根拠が強いと判断、利上げも検討－議事要旨
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日の政策決定会合で、昨年5月以降で4ポイントに達する利上げに伴う景気への打撃が懸念される中で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を4.1%に据え置く根拠の方が強いと判断した(ブルームバーグ)
中国恒大集団、昨年と21年の合計赤字810億ドル　債務超過に
経営再建中の中国不動産開発大手、中国恒大集団は17日、延期していた2021年と22年の決算発表を行った、21年は4760億元(663億6000万ドル)、22年は1059億元(147億6000万ドル)の純損失を計上し、合計赤字額は約810億ドルに達した(ロイター)
ビスコ伊中銀総裁
「基調的なインフレは根強い」
日銀、23年度物価見通し2%台に引き上げへ　YCC修正は不透明
日銀は27-28日の金融政策決定会合でまとめる「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、2023年度の物価見通しを2%台に引き上げる公算が大きい(ロイター)
フィッチ
中国の通年GDP成長率見通し、引き続き5.6%と予測
クノット・オランダ中銀総裁
「コアインフレは横ばい状態になったもよう」
ビスコ伊中銀総裁
「インフレは予想よりも急速に鈍化する可能性」
イエレン米財務長官
「米雇用需要の高まりは後退してきている」
「6月の消費者物価指数を過大評価してはならない」
植田日銀総裁
「持続的・安定的な2%インフレ達成には距離があるとの認識が変わらなければ、粘り強く金融緩和を続ける姿勢も変わらない」
鈴木財務相
「為替についてのコミットメントを再確認」
「世界経済の下振れリスクで認識を共有した」
「多くのG20諸国がロシアをもっとも強い言葉で非難」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

米経済指標公表直後は上下ブレたものの、ややドル安円高方向に推移。
来週末に控える日銀会合での政策変更に期待が掛かりますが、G20に出席している植田日銀総裁から緩和継続発言が聞かれたことから、ドル円は安値から1円半戻す動きです。
ユーロドルは動かず、ポンドドルはやや下落、ドルインデックスは小幅に上昇。
株高ドル高債券高、米国はトリプル高でした。
FedWatchによる年内2回利上げ確率は、約30%です。

株式

ダウ：34,951.93ドル(+366.58)

ナス：14,353.64(+108.69)