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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・米輸入物価指数[前月比]-0.2%(予想-0.1% 前回-0.4%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数72.6(予想65.5 前回64.4)
ニュース、要人発言
早川元日銀理事
「日銀は今月の会合でYCC修正に踏み切る可能性」
ウォラーFRB理事
「年内あと2回の利上げが必要」
「消費者物価指数があと2回落ち着いた数字になれば利上げ停止を示唆する可能性もある」
小麦が2%高、黒海合意期限切れ迫り供給懸念
小麦の国際価格が上昇に転じた、ロシアが17日で期限切れとなる黒海経由の穀物輸出合意から離脱する観測が強まったためだ(日本経済新聞)
欧州ガス価格上昇、一時8%高－熱波で冷房需要高まる可能性
欧州の天然ガス価格は14日に上昇、週間ベースの下げ幅を縮小した、欧州南部を熱波が襲い、冷房需要が高まる可能性がある(ブルームバーグ)
日銀、物価見通し上方修正の公算
日銀が27、28日に開く金融政策決定会合で、2023年度の物価上昇率の見通しを上方修正する公算が大きくなったことが14日、分かった(共同通信)
バイデン米政権、390億ドル相当の学生ローン返済を免除へ
米教育省は、390億ドル(約5兆4200万円)相当の学生ローン返済を免除する方針だ、既存プログラムを一部変更することで実現させる(ブルームバーグ)
グールズビー・シカゴ連銀総裁
「インフレ率がかなり急速に下がっていることを示すデータが今週得られたことは少なくとも期待が持てる」(FOXニュース)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
今週は米CPIやPPIを受けドル安円高が進行しましたが、昨晩公表された米経済指標を受け、その動きも一服。
ドル円は138円台後半水準へ戻す動きです。
FedWatchによると今月会合での利上げ確率は96%、11月会合で約27%となっています。
株式
ダウ：34,509.03ドル(+113.89)
ナス：14,113.70(-24.87)
今週のダウは毎日上昇、ドル安一服によりハイテク株は利益確定売り優勢です。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.826%(+0.063)
実質金利：1.589%(+0.068)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.237、前日より0.005低下しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.589%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油8月物は、1.47ドル安の75.42ドルにて終了。
ドル安一服により、利益確定売り優勢で引けました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
7月14日金相場表
昨日の金は、50円安の8,682円にて終了。
先限取組が総取組の50%越え、個人買いがかなり膨らんでいると思われます。
＜金市況＞
昨晩のNY金8月物は、0.60ドル高の1,964.40ドルにて終了。
今朝の国内金は、41円高の8,723円で終了しています。
ドル安一服により、上げ一服です。
SPDR:914.66トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
7月14日白金相場表
昨日の白金は、65円高の4,266円にて終了。
一時4,300円台を回復した4月限の取組が減少、一部買い玉が降りました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金10月物は、0.90ドル高の984.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、39円高の4,305円で終了しています。
パラは25ドル安、白金も1,000ドルを前に上昇一服です。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
月曜日は祝日取引、祝日取引アノマリーは発動されるのでしょうか。
今週もありがとうございました。
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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