米CPIを前に、ドル円調整は一服

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・独消費者物価指数[前年比]6.4%(予想6.4% 前回6.4%)
・英ILO失業率[四半期]4.0%(予想3.8% 前回3.8%)
・独ZEW景況感調査-14.7(予想-10.3 前回-8.5)

ニュース、要人発言

NATO事務総長、スウェーデン加盟の推進でトルコが同意
トルコはスウェーデンの北大西洋条約機構加盟を推進するよう自国議会に要請することで合意した、ストルテンベルグNATO事務総長が10日、記者団に明らかにした(ブルームバーグ)
中国外相がASEAN会合出席見送り、体調理由に－16日間姿見せず
中国外務省の汪文斌報道官は11日、秦剛国務委員兼外相が「体調」を理由にインドネシアで開かれる国際会議への出席を見送ることを明らかにした、中国政府が高官の健康状態に言及するのは異例だ(ブルームバーグ)
米石油備蓄、3年ぶり増加へ　インフレ対策から安保回帰
米国の戦略石油備蓄(SPR)が8月、約3年ぶりに増加に転じそうだ、放出の契機となった原油やガソリン価格の高騰が足元で落ち着くなか、インフレ対策からエネルギー安全保障を重視する姿勢への回帰を鮮明にする(日本経済新聞)
中国新車販売9.8%増　1〜6月、国内微増も輸出拡大
中国汽車工業協会が11日発表した1〜6月の新車販売台数は前年同期比9.8%増の1323万9000台だった、急拡大した輸出が補った、国内市場は年後半にかけて昨年にあった税優遇の反動減が予想され、厳しい状況が続く可能性がある(日本経済新聞)
ビルロワデガロー仏中銀総裁
「食品インフレは2023年下半期には低下する」
「インフレはピーク水準に近い、達した後も高止まりに」
独ZEW期待指数は7月低下、さらに深いマイナス－現状指数も悪化
ドイツの景気見通しに対する投資家の信頼感は7月に悪化した。経済が冬季のリセッション後に勢いを取り戻せずにいることがあらためて示された(ブルームバーグ)
仏、ウクライナに長距離ミサイル供与へ＝マクロン大統領
マクロン大統領は11日、ウクライナへの長距離ミサイル供与を開始すると表明した(ロイター)
ADB総裁、中国首相と会談　発展の経験広げたいと表明
アジア開発銀行の浅川雅嗣総裁は11日に北京市で中国の李強首相と会談、「中国が成功した発展の経験を広げていきたい」と述べた(中国国営通信新華社)

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

先月30日に145円を記録して以降、ドル円は軟調に推移。
昨晩ついに140円割れを試す水準へと下落、特に先週末の雇用統計以降円キャリートレードの巻き戻しが見られるようになっています。
日本時間今晩21時半には米CPI発表が予定されており、140円を割り込むこととなるのかどうか、警戒されています。

株式

ダウ：34,261.42ドル(+317.02)

ナス：13,760.70(+75.22)