CPIを控えドル安調整、なおタカ派発言が相次ぐ | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国消費者物価指数[前年比]0.0%(予想0.2%  前回0.2%)
・中国生産者物価指数[前年比]-5.4%(予想-5.0%  前回-4.6%)
・米卸売在庫[前月比]0.0%(予想-0.1%  前回-0.1%)

 

ニュース、要人発言

ベイリー英中銀総裁
「英国のインフレ問題は深刻だが、それでも中銀目標の2%に戻すつもりだ」
「必要に応じて英中銀は目標達成の時期を通常の2年から3年に延長する余地がある」
シュレーゲル・スイス中銀副総裁
「物価安定が最優先、現時点では利上げが金融の安定を脅かす兆候は見られない」
長期金利、4月28日以来0.460%に上昇
10日午前の国内債券市場で、長期金利が上昇した、指標となる新発10年物国債の利回りは前週末比0.015%高い0.460%をつけた(日本経済新聞)
ヘッジファンドがドル強気撤回、ネットショートに-米利上げ終了観測
ヘッジファンドは3月以降で初めて、ドルに対して弱気のポジションに転じた、米連邦準備制度がついに利上げサイクルの終了に近づいているとの観測が背景にある(ブルームバーグ)
オランダのルッテ首相、政界から退く意向表明-週末に政権崩壊
オランダのルッテ首相は10日、政界から身を引く意向を表明した、自身の第4次政権が7日、移民政策を巡る意見の相違で崩壊し、議会ではなお不信任案の採決に直面していた(ブルームバーグ)
中国、くすぶるデフレ懸念 6月消費者物価横ばい
国家統計局が10日発表した6月の消費者物価指数は前年同月から横ばいで、2年4カ月ぶりに上昇が止まった、雇用の改善が緩慢で、消費回復が勢いに欠けるためだ(日本経済新聞)
SNSで「裏切り者」、イエレン氏と面会の女性中国エコノミスト
先週末にイエレン米財務長官と面会した中国の女性エコノミストがSNS上で「過激なフェミニスト」などと非難されている(ロイター)
イスラエル中銀
政策金利を現行の4.75%に据え置く事を決定した
メスター・クリーブランド連銀総裁
「金利はもう少し上昇する必要」
「しばらくの間、金利をピークに維持する必要」
「長期ニュートラル金利が変動したかどうかを判断するには時期尚早」
「金利は今のところそこまで制限的だとは思わない」
「市場ストレスを引き起こすバランスシートの流出は見ていない」

「6月会合では利上げ支持派の一人だった」
「インフレは現在も米国経済の主要な問題」
「インフレ勝利宣言を時期尚早に行うことは代償を伴う」
「私の金利予測は 9月の中央値かそれより少し上」
ベイリー英中銀総裁
「英国は供給面での持続的な成長が必要」
「賃金と物価の上昇が依然として早すぎる」
「以前の引き締めの一部はまだ英国に影響を与えていない」
「英国の基調インフレ圧力は後退する見通し」
「MPCが賃金、インフレ、物価データを監視」
「英国のインフレ率は容認できないほど高い」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「経済の勢い持続はサプライズ」
「われわれにはもっとやるべきことがある」
「インフレが高すぎ、金利を上げ続ける必要」
「インフレを抑制するにはあと数回の利上げが必要となる可能性が高い」
「政策立案においては今、データに依存する必要」
「合計5%の利上げでリスクはよりバランスが取れている」
「利上げペースを緩め、経済動向の精査に時間かけることを支持」
「インフレ抑制へあと2回の利上げが必要」
ヘロドトゥ・キプロス中銀総裁
「高金利は永続しない」
「政策引き締めはインフレと戦うための唯一の手段」
「将来的にマイナス金利に戻る可能性は低い」
「インフレは高金利よりも有害」
ナーゲル独連銀総裁
「ユーロ圏のインフレ率は依然として高すぎる」
「GDPは減速するかもしれないが、ハードランディングは避けられると確信」
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「経済は信じられないほど回復力があり、インフレ率は高すぎる」
「FEDはインフレ抑制に確実に取り組む」
「インフレ率を確実に2%の目標に戻す」
「基本的な見通しに景気後退は含まれていない」
「インフレの場合、さらなる対応が必要になる可能性」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

先週末の米雇用統計公表以降、市場ではドル安債券安、ついでに先週末は株安まで進行。
リスク回避的な動きではないかと推測しています。
昨晩も為替市場ではドル安が進み、ドル円は141円台前半、ユーロドルは1.10レベルを回復しています。
ブラックアウト期間入りを控え、米当局者からはタカ派発言が相次いでいます。
FedWatchによると、今月会合での利上げ確率は92.4%です。
 

株式

ダウ:33,944.40ドル(+209.52)

ナス:13,685.48(+24.76)

 

 

独立記念日以降の下げ一服、ドル安を受けた買い戻し優勢で引けました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.002%(-0.060)

実質金利:1.743%(-0.056)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.259、前日より0.013低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.743%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油8月物は、0.87ドル安の72.99ドルにて終了。

 

 

前日までの上昇一服、利益確定売り優勢で引けました。

 

貴金属

<前日内部要因>

7月10日金相場表

昨日の金は、31円安の8,798円にて終了。

総取組5万枚越え、先限取組が5番限取組を抜きました。

 

<金市況>

昨晩のNY金8月物は、1.50ドル安の1,931.00ドルにて終了。

今朝の国内金は、49円安の8,749円で終了しています。

 

 

引き締め懸念とドル安に挟まれ、NY金は1,900ドル台前半での推移が続きます。

 

 

SPDR:915.26トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

7月10日白金相場表

 

昨日の白金は、17円安の4,130円にて終了。

新ポ発会以降、取組は最高に膨らみました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金10月物は、16.30ドル高の934.80ドルにて終了。

今朝の国内白金は、60円高の4,190円で終了しています。

 

 

パラジウムが一時1,200ドル割れ、「半値八掛け二割引」が近づいています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

明日は米CPI、ドル円が140円を割り込むことが出来るかどうか、注目されます。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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