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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・独IFO88.5(予想90.7 前回91.5)
・米ダラス連銀製造業活動指数-23.2(予想-21.8 前回-29.1)
ニュース、要人発言
YCCの早期見直し求める声や物価上振れ意見も＝6月日銀会合
日銀が15-16日に開いた金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロールを巡り、将来の出口局面での急激な金利変動の回避、市場機能の改善、市場との対話の円滑化といった点を踏まえればコストが大きく「早い段階で、扱いの見直しを検討すべきだ」との意見が出ていたことが明らかになった(ロイター)
円安は急速で一方的、あらゆるオプション排除しない－神田財務官
神田真人財務官は26日、外国為替市場での円安進行について「足元は急速で一方的だとみられる。行き過ぎた動きには適切に対応したい」と述べ、あらゆるオプションを排除しないとの認識を示した(ブルームバーグ)
鈴木財務相
「行き過ぎた動きがあれば適切に対応する」
ドイツ銀、ロシア株投資家に現物不足を通知 資金回収に支障の恐れ
ドイツ銀行が、ロシア株式を保有する顧客に対し、保有株への完全なアクセスは保証できないと通知していたことがわかった(ロイター)
松野官房長官
「為替相場は安定的に推移することが重要」
欧州天然ガス価格が急伸、ロシアのワグネル反乱未遂で供給懸念強まる
欧州の天然ガス価格が26日に急伸、ロシアでの民間軍事会社ワグネルによる週末の短期的反乱を巡り、供給懸念が強まった
ギリシャ与党勝利 国民は「安定」を選択、首相続投へ
ギリシャで25日投開票された議会選(一院制、定数300)で中道右派与党を率いるミツォタキス前首相の続投が決まった、ギリシャ経済は2010年代の債務危機を経て回復傾向にあり、多くの国民は安定を選択したとみられる(日本経済新聞)
ルーブル、ワグネル反乱で一時15カ月ぶり安値 その後反発
ロシアの通貨ルーブルは26日、民間軍事会社ワグネルの反乱を受けて一時、対ドルで約15カ月ぶりの安値まで下落したが、その後は上昇に転じている
独連銀月報
「ドイツ経済を底を打ち、第2四半期GDPは微増となる見通し」
ドイツ連銀がAPP購入債券で含み損拡大、政府の資本注入必要な恐れ
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は欧州中央銀行(ECB)の資産購入プログラム(APP)下で購入した債券の値下がりにより含み損が拡大し、政府からの資本注入が必要な可能性があると、連邦監査当局が指摘した(ブルームバーグ)
パキスタン中銀
政策金利を1.00%引き上げ12.00%にする事を決定した
ロシア、原油輸出禁止を延長 年末まで、欧米に対抗
ロシアのプーチン大統領は26日、欧米などによるロシア産原油の取引価格上限措置への対抗策として導入している上限を設定した国への原油や石油製品の輸出禁止措置を、今年12月31日まで延長する大統領令に署名した(共同通信)
シムカス・リトアニア中銀総裁
「少なくともあと1回の利上げが必要」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨日の東京タイムでは神田財務官による口先介入が聞かれたため、序盤は円高一服の様相でした。
ドル円は一時143円を割り込んだものの、下値では買い戻しも見られます。
現在ECBフォーラムが開催されており、、明日の主要中銀総裁による討論会に注目が集まります。
株式
ダウ：33,714.71ドル(-12.72)
ナス：13,335.78(-156.74)
先週年初来高値を記録したダウでしたが、引き締め懸念から調整の動きが続いています。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.717%(-0.017)
実質金利：1.517%(-0.002)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.200、前日より0.015低下しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.517%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油8月物は、0.21ドル高の69.37ドルにて終了。
景気減速懸念を背景に下落が続いた原油価格でしたが、ロシアによる原油輸出禁止継続報道などから下げ一服です。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
6月26日金相場表
昨日の金は、51円高の8,865円にて終了。
1週間ぶり高値となったため、利益確定売り優勢となりました。
＜金市況＞
昨晩のNY金8月物は、4.20ドル高の1,933.80ドルにて終了。
今朝の国内金は、2円安の8,863円で終了しています。
序盤のドル安で一時1,943.35ドルにまで上昇したものの、先週末高値には至りませんでした。
SPDR:925.66トン(-1.44トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
6月26日白金相場表
昨日の白金は、49円高の4,221円にて終了。
助かった買い玉が一部降りました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金10月物は、6.00ドル安の932.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、13円安の4,208円で終了しています。
パラジウムは23ドル上昇し、1,300ドル台を回復しています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
主要総裁による討論会は、日本時間明日22時半です。
欧州でも逆イールドが深刻化しています。
明日のイベント通過によりさらなる拡大が見られるのか、注目です。
本日もよろしくお願いいたします
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