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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
昨日終了時点での金白金価格差は4,547円、史上最高価格差を更新しています。
金白金価格差については、「ドル円」「内部要因」の問題であるとお伝えしてきました。
▼ドル円
現在ドル円が1円動くとJPX金は約63円、白金は31円それぞれ動きます。
1円円安になると、32円価格差が拡大する計算です。
左軸:金白金価格差(円) 右軸:ドル/円
金は円安に反応しますが、白金は円に追随せず「ドル」になびく傾向があります。
今回植田日銀は緩和の現状維持を決定、他の主要通貨に対し下落しました。
ドル円は年初来高値を更新、金白金価格差拡大に寄与しています。
ドル円上昇トレンドの終焉は、金白金価格差拡大に対する抑制となります。
▼内部要因
どうしてもこの価格差では意図せずとも、「金売り白金買い」ポジションになりがちです。
価格差拡大は、金売り白金買いポジションの進行といえます。
毎週木曜日に取引所から公表される「投資部門別建玉内容集計表」により、個人投資家の買い越しを「比率」で表しています。
金白金価格差に合わせ買い越し比率も「差」で表すと、このようになります。
右軸:買い越し比率差(上下逆注意)
金よりも白金を買う割合が多い場合、買い越し比率差はマイナス圏に沈みます。
昨日はついに価格差が4,547円へと拡大しており、金売り白金買いポジションはさらに進行していると推測されます。
金にとってはもちろん上がりやすい環境でありますが、ポジションによる不足金処理のため白金買いが降りる傾向があり、内部要因の改善から白金にとっても上げ材料となる場合があります。
白金総取組が急減すると、その可能性があります。
▼補足
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