【悲報】インフレ期待の高まりを受け、ドル高進行

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・英鉱工業生産[前月比]0.7%(予想0.1% 前回-0.1%)
・英GDP[前年比]0.2%(予想0.2% 前回0.6%)
・米輸入物価指数[前月比]0.4%(予想0.3% 前回-0.8%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数57.7(予想63.0 前回63.5)

ニュース、要人発言

ペルー中銀
政策金利を現行の7.75%に据え置く事を決定した
ウォラーFRB理事
「気候変動がもたらすリスクは、他のリスクと比べ特別な扱いを受けるに値するほど特殊でも重大でもないと考える」
米債務上限トップ会談延期
米政府は11-12日に予定していた債務上限引き上げを協議するバイデン大統領と野党・共和党マッカーシー下院議長の会談を来週に延期する旨明らかにした
ボウマンFRB理事
「私の考えでは、われわれの政策スタンスは今や制約的だが、インフレを押し下げるのに十分制約的かは依然として不確かだ」
中国、長期金利6カ月ぶり低水準　金融緩和の思惑で
金融調査会社リフィニティブによると、中国10年債利回りは11日に一時2.68%台と2022年11月以来の低水準をつけた、金融緩和の思惑で(日本経済新聞)
南アランド、最安値更新
南アフリカランドは12日の取引でドルに対し下落し、最安値を更新した、米国との外交関係が悪化し、対米貿易がリスクにさらされ得るとの懸念が広がり、国債利回りも上昇した
ナーゲル独連銀総裁
「現時点では、追加利上げが必要とみえる」
イエレン米財務長官
「債務上限引き上げのほかには解決策はない」
「地銀はストレス下にある、破綻銀行には独特の特徴があった」
米消費者の長期インフレ期待、12年ぶり高水準に加速、ミシガン大調査
米ミシガン大学が12日に発表した5月の消費者調査速報値によれば、長期のインフレ期待は予想外に加速し、12年ぶりの高水準に達した(ブルームバーグ)
米大統領、FRB副議長にジェファーソン理事を指名へ
バイデン米大統領は12日、米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン理事を副議長に指名する方針を明らかにした、ジェファーソン氏が起用されれば、FRBとしては史上2人目の黒人副議長となる(ロイター)
バイデン大統領、FRB理事にクーグラー氏指名へ－初のラテン系
バイデン米大統領は、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン理事を副議長に、また経済学者のアドリアナ・クーグラー氏を理事にそれぞれ指名すると明らかにした、クーグラー氏が上院で承認されれば、連邦準備制度の約109年の歴史で初のラテン系政策当局者となる(ブルームバーグ)
グールズビー・シカゴ連銀総裁
「インフレ率は依然として高いが、少なくとも低下しつつある」
「雇用は順調だが、インフレは進んでいない」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

日本時間昨晩23時に公表された米ミシガン大学消費者信頼感指数を受け、市場ではドル買いが進行。
ドル円は135円台後半にまで買い戻されて終了、ユーロドルも1.08台中盤まで下落しています。
FedWatchによると、6月会合での利上げ確率が前日の10%から22%にまで上昇しています。

株式

ダウ：33,300.62ドル(-8.89)

ナス：12,284.74(-43.77)