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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
たびたび言及するゴールド・シルバー・レシオ(金銀比価)(以下GSR)ですが、元々は株価動向の先行指標として使われていました。
景気拡大期には金割安銀割高、景気縮小期には金割高銀割安となる傾向があります。
景気拡大期⇒GSR低下
景気縮小期⇒GSR上昇
たとえば、世界大恐慌当時の金価格は約30ドル/トロイオンス、銀は約0.3ドルでした。
当時のGSRは、約100を記録していました。
人々は恐慌を前に金を買い始め、数か月後の株式市場で調整が見られる流れでした。
株式市場に先んじること3~6カ月前、GSRに変化が出ていたようです。
▼ブラックマンデー
左軸:ダウ(ドル) 右軸:GSR
GSR低下のピークは4月27日、その後ダウは8月25日に上昇のピークを迎えました。
6月23日には65.63まで戻ったGSRでしたが、その4カ月後の10月19日にダウは22%下落しています。
▼リーマンショック
左軸:ダウ(ドル) 右軸:GSR
2007年12月17日に57.49でピークを迎えていますが、そのあとリーマンショックが来るとは夢にも思いませんでした。
先行指標とは呼べませんでした。
▼コロナショック
左軸:ダウ(ドル) 右軸:GSR
先行指標としての存在感は影を潜め、株安のピークがGSRのピークでした。
▼【逆説的】ダウが下げなら、GSRはさらに上昇
左軸:ダウ(ドル) 右軸:GSR(上下逆注意)
今年のダウも、GSRと概ね反比例しています。
昨晩のGSRは83.71、3月末以来の水準にまで上昇しています。
今後の株式相場の見通しが「下げ」なら、GSRはさらに上昇する可能性が高くなります。
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