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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・独製造業受注[前月比]-10.7%(予想-2.3% 前回4.5%)
・ユーロ圏小売売上高[前年比]-3.8%(予想-3.3% 前回-2.4%)
・米非農業部門雇用者数25.3万人(予想18.5万人 前回16.5万人)
・米失業率3.4%(予想3.6% 前回3.5%)
・米平均時給[前年比]4.4%(予想4.2% 前回4.3%)
ニュース、要人発言
ジョーダン・スイス中銀総裁
「さらなる金融引き締めを排除することできない」
「スイスでは依然としてインフレが問題となっている」
ミュラー・エストニア中銀総裁
「昨日の利上げ決定が最後にはならない」
WHO
「(新型コロナについて)もはや緊急事態ではない」
ブラード・セントルイス連銀総裁
「今週のFOMCでの25bpの利上げを支持」
「FOMCにとって良い次のステップ」
「一段の利上げが適切」
「FEDは1年間で多くのことを行ったが、インフレが残っている」
「4月の雇用統計は予想より良かった」
「労働市場は極めてタイト」
「ベースケースは景気後退ではなく低成長だが、リスクは存在する」
「米国経済崩壊の噂はかなり誇張されている」
「米国の金融仲介機能は銀行が中心ではない」
「強い労働市場を踏まえ、米経済の成長持続との予想を確信」
「米国のCBD は近い将来に実現せず、議会の承認が必要」
「失業率の大幅増なしにインフレ率を引き下げることは可能」
グールズビー・シカゴ連銀総裁
「金融政策は経済指標次第」
「FEDの6月の決定について判断を下すのは時期尚早」
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)
2023年1〜3月の世界の金需要は1,080.8トンと前年同期に比べ13%減った、金を証券化した上場投資信託(ETF)の落ち込みが目立った
石川県能登で震度6強の地震
5日午後2時42分ごろ、石川県能登で震度6強の地震があったと気象庁が発表した
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
FOMC、ECB、そして昨晩の米国雇用統計とイベントをこなし、市場ではドル高が進展。
ユーロドルも高水準を維持しており、「ドル高欧州通貨高」が際立ちました。
前日のECBを受け6月利上げ確率は0%でしたが、昨晩の雇用統計を受け6.7%に復活です。
株式
ダウ：33,674.38ドル(+546.64)
ナス：12,235.41(+269.01)
米雇用統計を受け、リスク選好の動きが強まりました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.431%(+0.053)
実質金利：1.214%(+0.028)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.217、前日より0.030上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.214%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油6月物は、2.78ドル高の71.34ドルにて終了。
前日は一時63ドル台にまで下落したNY原油でしたが、リスク志向の強まりから反発です。
貴金属
金
＜金市況＞
昨晩のNY金6月物は、30.90ドル安の2,024.80ドルにて終了。
今朝の国内金は、25円安の8,740円で終了しています。
米債利回りが上昇、NY金の上昇も一服です。
SPDR:931.77トン(+1.73トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜白金市況＞
昨晩のNY白金7月物は、18.00ドル高の1,068.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、60円安の4,521円で終了しています。
パラジウムも45ドル高と続伸、リスク選好の高まりを受け白金も上昇に転じています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
この三日間は長かった…。
取引所職員の方々、お疲れさまでした。
今週もありがとうございました。
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谷本 憲彦
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