注目のCPI、直前にリークされていたもよう | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・米MBA住宅ローン申請指数5.3%(前回-4.1%)
・米消費者物価指数[前月比]0.1%(予想0.2%  前回0.4%)
・米消費者物価指数[前年比]5.0%(予想5.1%  前回6.0%)
・米消費者物価指数[コア][前月比]0.4%(予想0.4%  前回0.5%)
・米消費者物価指数[コア][前年比]5.6%(予想5.6%  前回5.5%)
・カナダ中銀政策金利4.50%(予想4.50%  前回4.50%)
・EIA原油在庫 原油59.7万バレル増 クッシング40.9万バレル減

 

ニュース、要人発言

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「インフレがゆっくり低下していることは控えめに言って残念」
「金利を5%超に引き上げしばらくの間とどまる必要がある」
エルドアン氏が再選目指し選挙戦開始、インフレ1桁台を公約に
トルコのエルドアン大統領が11日、5月14日に行われる大統領・議会選での再選を目指す選挙戦を正式に開始した、エルドアン氏が率いる与党公正発展党(AKP)は、物価上昇率を1桁台に下げ、成長を上向かせることを選挙公約の目玉として掲げている(ロイター)
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「SVB破綻が引き金となり混乱に陥った米銀行セクターに平穏が戻る兆候が見られる」
黒田前日銀総裁
政策研究大学院大シニアフェローに就任した
賃金上昇伴う物価目標の実現へ、金融緩和を継続=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は12日、信託大会のあいさつで、日銀として国内経済をしっかりと支え賃金の上昇を伴う形で物価目標を持続的・安定的に実現できるよう、金融緩和を継続していくとの見解を示した(ロイター)
ECB信用状況調査
「すべての取引先タイプで全体的に信用条件がわずかに引き締まった」
「OTCデリバティブ、ほとんどのタイプについて当初必要証拠金が増加した」
デギンドスECB副総裁
「基調インフレは予想よりも根強い」
カナダ中銀
政策金利を現行の4.50%に据え置く事を決定した
米消費者物価、3月は5.0%上昇 9カ月連続の鈍化
米労働省が12日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で5.0%上昇した、事前の市場予想(5.2%)を下回り、伸びは昨年6月(9.1%上昇)をピークに9カ月連続で鈍化した
マックレム・カナダ銀行総裁
「インフレを抑えるために低成長の時間が必要」
「金利をより高く維持する必要性について議論した」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「グローバルにおいて金融引き締めが成長鈍化となる」
「インフレ低下には一段の利上げは必要」
「2023年のインフレ予測は3%を少し上回っている」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「確かにインフレのピークは過ぎたと考えるが、まだ道のりは長い」
「われわれが望む水準にコアインフレを戻すには、さらにやるべきことがある」
FOMC議事要旨
「幾人かの当局者が政策の柔軟性の必要性を強調」
「多くの当局者がピーク金利の見通しを引き下げ」
「3月会合で25bp利上げ、全員が支持」
「一部の当局者は銀行の問題が無ければ50bp利上げを検討」
「2023年内に緩やかなリセッションが始まると予想」
「信用状況への警戒継続を強調、利上げ予想は後退」
ビルロワドガロー・仏中銀総裁
「ECBが5月に利上げをするかどうかを決定するのは時期尚早」
「ECBはすでに利上げの大方を完了」
「次回の会合でさらに利上げを行う可能性」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

CPIでドル安、要人発言で戻したものの議事録で再びドル安に転じるなど、昨晩のドルは狭いレンジのなかで上下動しました。
ドル円は一時132円台後半へ下落したあと、133円台中盤へ戻す動き。

現在は133円近辺での推移となっています。
CMEのFedWatchによると現時点での次回会合利上げ確率は67.3%となっており、おそらく次回利上げは既定路線、6月会合は据え置き以上確率は7割となっています。
 

株式

ダウ:33,646.50ドル(-38.29)

ナス:11,929.34(-102.54)

 

 

CPI鈍化によるドル安は株価支援となりましたが、景気見通しが圧迫し始めました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.402%(-0.024)

実質金利:1.124%(-0.013)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.278、前日より0.014低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.124%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油5月物は、1.73ドル高の83.26ドルにて終了。

 

 

利上げ打ち止め期待や供給懸念から続伸、年初来高値を更新しました。

 

貴金属

<前日内部要因>

4月12日金相場表

 

昨日の金は、104円高の8,657円にて終了。
前日に続き12月限取組が減少、買い戻しと思われます。

<金市況>

昨晩のNY金6月物は、5.90ドル高の2,024.90ドルにて終了。

今朝の国内金は、46円安の8,611円で終了しています。

 

 

CPI発表直後には一時2,043.55ドルまで上昇したものの、その後は利益確定売りが優勢となりました。

 

SPDR:934.08トン(+1.15トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

4月12日白金相場表

 

昨日の白金は、24円高の4,250円にて終了。

金白金価格差が過去最高を更新、ポジション解消に伴い取組が減少しました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金7月物は、22.40ドル高の1,027.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は、35円高の4,285円で終了しています。

 

 

JPX白金先限は一代高値を更新、金売り白金買いポジションの解消から相場が軽くなっています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

CPI発表直前に米国債取引急増、リーク疑惑再燃-昨年12月に続き
米国債先物市場では12日、3月米消費者物価指数(CPI)の発表を前に取引の急増が見られ、主要経済指標が関係する取引を巡る疑念に拍車がかかった(ブルームバーグ)
 

公平ではあるべきですが、少なくとも私は気づきませんでした。

 

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