年度末相場、リスク選好ムード高まる | 浪風谷本

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Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・ユーロ圏消費者信頼感-19.2(予想-19.2  前回-19.2)
・独消費者物価指数[前年比]7.4%(予想7.3%  前回8.7%)
・米新規失業保険申請件数19.8万件(予想19.6万件  前回19.1万件)
・米GDP[前期比年率]2.6%(予想2.7%  前回2.7%)
・個人消費[前期比]1.0%(予想1.4%  前回1.4%)
・米コアPCE[前期比]4.4%(予想4.3%  前回4.3%)
・南ア中銀政策金利7.75%(予想7.50%  前回7.25%)
・メキシコ中銀政策金利11.25%(予想11.25%  前回11.00%)

 

ニュース、要人発言

金融安定理事会(FSB)
主要国の金融当局で構成する金融安定理事会(FSB)は30日までに、常設委員会の議長に氷見野良三日銀副総裁が就任したと発表した(時事)
李強・中国首相
「3月は1-2月よりもいい結果をもたらす可能性」
エルダーソンECB理事
「インフレは高すぎる、押し下げなければならない」
ECB経済報告
「インフレ率は長すぎる期間で、高すぎる状態が続くと予測される」
「インフレ率が2%の中期目標に適時に戻ることを確実にする決意」
H・ロジン・コーエン氏
「今回の危機は08年とは別物と指摘、近いのはS&L(米貯蓄貸付組合)危機」
南ア中銀
政策金利を0.50%引き上げ7.75%にする事を決定した
米紙WSJ記者スパイ容疑でロシアで拘束
米紙WSJ紙の記者がロシア連邦保安局(FSB)にスパイ容疑をかけられ拘束された、AP通信によれば米メディアの記者がロシアでスパイ容疑で拘束されるのは冷戦後で初めてという
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「2-3の銀行は自らの問題になおも対処している」
「FEDが計4.75%利上げでもインフレは2%に向け低下せず」
「2年に及ぶ高インフレ、企業の行動に影響もたらす」
「前回FOMCでは25bpの利上げを支持」
「インフレ持続なら、一段の利上げで対応する可能性」
「インフレや与信条件に関し予想通りにならなければ、適切な対応」
「早過ぎるインフレ対策緩和はインフレ高進招く恐れ」
「銀行がどれだけ信用を引き締めているかに注意を払っている」
「FEDの金利経路に対する銀行の運営の影響を判断するのは難しい」
「商業不動産セクターのリスクは本物」
「25bp刻みでの利上げに違和感なくなった」
「低所得層の消費者はよりストレスを感じている」
「クレディ・スイス問題で50bpの利上げの選択肢は消失」
「インフレ期待は過去の水準に戻る」
コリンズ・ボストン連銀総裁
「信用の引き締まりは追加利上げの必要性を相殺も」
「銀行システムは強力で回復力がある」
「追加の引き締めはインフレを下げるために必要」
「インフレ率は2025年までに目標の2%に近づくと予想」
「労働市場には依然としてかなりの強さが見られる」
「幅広い労働データを総合的に見る」
「賃金の伸びを抑えるために失業率の上昇が必要」
「景気後退なしにインフレを引き下げる道筋がある」
「FEDはインフレを首尾よく下げるためのツールを持っています」
「金利は年末まで高水準で維持する必要」
「次回のFOMCでどのような行動が必要かを言うのは時期尚早」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「インフレ非常に高いが賃金追いついていない」
「銀行の緊張を完全に乗り越えるにはしばらく時間がかかる可能性」
「信用危機が発生するかどうかは現時点では不明」
「FEDは2%のインフレにコミット、目標を変更しません」
コロンビア中銀
政策金利を0.25%引き上げ13.00%にする事を決定した
エネルギー政策法案
米下院は30日、共和党が提出した石油・ガスの生産を促進し新規プロジェクトに弾みをつけるための提案をまとめたエネルギー政策法案を225対204の賛成多数で可決した
メキシコ中銀
政策金利を0.25%引き上げ11.25%にする事を決定した
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

年度末を迎えるなか、市場は金融不安の後退を好感する動きが続いています。
リスク選好の流れから円は売られやすい一方でドル売りも進展。
ドル円は132円台中盤水準でしっかり、ユーロドルは1.09台に乗せています。
全般小動き、大きな動きには至っておりません。
 

株式

ダウ:32,859.03ドル(+141.43)

ナス:12,013.47(+87.23)

 

 

金融不安後退を背景に、ダウは続伸しました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.543%(-0.021)

実質金利:1.214%(-0.012)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.329、前日より0.004低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.214%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油5月物は、1.40ドル高の74.37ドルにて終了。

 

 

リスク選好ムードの高まりから、NY原油は反発しました。

 

貴金属

<前日内部要因>

3月30日金相場表

 

昨日の金は、50円高の8,359円にて終了。

先週末から今週初めに買われた玉が降りたと思われます。

 

<金市況>

昨晩のNY金6月物は、13.20ドル高の1,997.70ドルにて終了。

今朝の国内金は、61円高の8,420円で終了しています。

 

 

日本時間20日夕方に記録した上場来高値8,436円を更新する勢いです。

 

SPDR:929.47トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

3月30日白金相場表

 

昨日の白金は、81円高の4,120円にて終了。

利益確定売り優勢、取組が大きく減りました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金7月物は、19.50ドル高の996.90ドルにて終了。

今朝の国内白金は、35円高の4,155円で終了しています。

 

 

パラジウムも26ドル上昇、リスクオンムードから上昇が続いています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

夕方更新は満を持して、「あれ」をお送りいたします。

本日はいよいよ、プロ野球ペナントレースが開幕です。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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