【回顧】リーマン・ショック | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

先週末の米金融機関破綻報道などから「リーマンショック」を想起される方も多いようですが、一方で当時まだ取引しておらず、イメージが湧かないといった声も聞こえます。

当時の雰囲気を少しでも感じ取っていただき、トレードに活かしていただければと思います。

 

日経平均株価の主な下落率を見ると、例えば1953年3月5日の「スターリン暴落」(5位)や1987年10月20日の「ブラックマンデー」(1位)などが上位に位置しています。

また12年前の昨日3月15日は東日本大震災の影響により、歴代3位となる10.55%の下落を記録しています。

こちらが、日経平均株価歴代下落率ワースト10です

 

日経平均株価歴代下落率

 

ブラックマンデーやスターリン暴落に並んで、2008年10月が4つもランクインしています。

リーマン・ショック」です。

 

リーマン・ショック

アメリカ合衆国で住宅市場の悪化によるサブプライム住宅ローン危機がきっかけとなり投資銀行のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻し、そこから連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象である。(Wikipedia)

 

日経平均株価は、当時このように推移しました。

 

 

大きな材料で下げ、政策、緩和期待で戻す流れが続きました。

10月に入ると特に新興国の下落が目立ち、日経平均株価は10月27日にバブル後最安値7,162円を記録しています。

 

東京金(当時)は、このように推移しています。

 

 

9月29日に米下院では「緊急経済安定化法案」が否決され、世界恐慌の再来が世界的に危惧されました。

金価格は悪材料が出た際にはそれなりに上昇したものの、最終的には株安に同調しました。

2008年10月27日、日経平均、東京金は同じ日に底を打っています。

ちなみにダウが底を打ったのは、年が明けて翌年の3月でした。

 

 

冒頭触れたように、2008年10月は日経平均は月間下落率ワーストでした。

かたや米国ダウは、ゼロ金利にまで引き下げても底打ちとはなりませんでした。

追いつかないのです。

 

おそらくこのままいくと「コロナ」と同じように、当局は引き締め減速もしくは緩和に転じるでしょう。

それでもリスクオンに転じるには、それなりのタイムラグがありそうです。

 

 

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