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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・日本国内企業物価指数[前年比]8.2%(予想8.4% 前回9.5%)
・日銀政策金利-0.10%(予想-0.10% 前回-0.10%)
・独消費者物価指数[前年比]8.7%(予想8.7% 前回8.7%)
・英鉱工業生産[前月比]-0.3%(予想0.0% 前回0.3%)
・米非農業部門雇用者数31.1万人(予想22.5万人 前回50.4万人)
・米失業率3.6%(予想3.4% 前回3.4%)
・米平均時給[前年比]4.6%(予想4.7% 前回4.4%)
ニュース、要人発言
ペルー中銀
政策金利を現行の7.75%に据え置く事を決定した
鈴木財務相
「引き続き日銀に適切な金融政策を期待」
「(黒田総裁に対し)互いに連携し、大きな成果をあげてきた」
日銀総裁に植田和男氏、国会が承認 初の経済学者出身
国会は10日午前、次期日銀総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する政府の人事案を承認、参院が同日の本会議で与党などの賛成多数で可決した(日本経済新聞)
習近平氏、中国国家主席に3選 全人代
中国で開幕中の全人代は10日、中国共産党の習近平総書記を国家主席として満票で選出した、習氏は「社会主義現代化強国の建設のため努力、奮闘する」と宣誓(日本経済新聞)
日銀、大規模緩和を維持 黒田総裁最後の決定会合
日銀は9〜10日に開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定、長期金利の許容上限は0.5%程度のままとし、マイナス金利政策や上場投資信託(ETF)の買い入れといった措置も維持した(日本経済新聞)
日本銀行
「日本の景気、新型コロナ感染抑制と経済活動の両立進むもとで持ち直している」
「消費者物価指数、来年度半ばにかけてプラス幅縮小」
「必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
黒田日銀総裁
「政策金利は現在の長短金利水準または下回る水準で推移想定」
「金融緩和継続で賃金上昇伴う物価安定目標実現は可能」
「今後も政府と連携し時間かかっても物価目標実現は可能」
「必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
「植田氏が物価と金融システムの安定に向け手腕を発揮されること期待」
「大規模緩和は成功だった」
「15年のデフレ期と様変わり経済活性化、就職氷河期が解消された」
「就職氷河期を完全に解消し、雇用は大きく増加」
イランとサウジ正常化合意
断交中のイランとサウジアラビアは10日、中国の仲介で外交関係を正常化させることで合意し、3カ国の共同声明を発表した
米雇用者数が予想上回る増加、失業率は上昇、賃金の伸び鈍化
米国では2月の雇用者数が予想以上に増加した一方で、賃金の伸びは前月比ベースで鈍化し、強弱入り交じる内容となった(ブルームバーグ)
SVBショックが波及、ファースト・リパブリックなどの銀行株急落
10日の米株市場でファースト・リパブリック・バンクが一時53%安、パックウェスト・バンコープが一時37%安と急落、SVBファイナンシャル・グループを巡る混乱が他の金融銘柄にも波及している(ブルームバーグ)
イエレン米財務長官
「SVB問題、複数の銀行を財務省は監視」
「インフレは明らかに高い」
「インフレ抑制はバイデン大統領の最優先課題」
「米銀行システムは引き続き堅固」
「当局には銀行問題に対処する有効な措置がある」
SVB傘下シリコンバレー銀破綻、市場に走る動揺
銀行持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレー銀行が経営破綻(WSJ)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目の雇用統計はNFP増加や労働参加率の上昇などが見られたものの、失業率の上昇や平均時給の鈍化から市場はドル安の反応が続いています。
SVB(シリコンバレー銀行)問題もドル売りの要因となっているようです。
ドル円は日銀会合後に一時137円近くまで上昇したものの、現在は135円割れの推移です。
株式
ダウ:31,909.64ドル(-345.22)
ナス:11,138.89(-199.46)
銀行株を中心に、売り圧力が強まっています。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:3.685%(-0.084)
実質金利:1.401%(-0.205)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.284、前日より0.016低下しています。
(過去5営業日) |
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.401%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油4月物は、0.96ドル高の76.68ドルにて終了。
ドル安を受け、下げ一服です。
貴金属
金
<前日内部要因>
3月10日金相場表
昨日の金は、65円高の8,030円にて終了。
12月限を中心に、買い玉が降りました。
<金市況>
昨晩のNY金4月物は、32.60ドル高の1,867.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、40円高の8,070円で終了しています。
ドル安やSVB破綻を受け、時間外取引では1,870ドルを突破しています。
SPDR:903.15トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
3月10日白金相場表
昨晩のNY白金4月物は、12.90ドル高の968.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、30円高の4,110円で終了しています。
パラジウムは、前日上げた分下落しています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
雇用統計以外に落とし穴がありましたね。
今朝は早朝より営業、新幹線の中からの更新なので一部不明瞭な箇所があります。
ご了承ください。
今週もありがとうございました。
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谷本 憲彦
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