【黒田様】ニッポンのためにご尽力いただき、感謝いたします

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・日本実質GDP[前期比年率]0.1%(予想0.8% 前回0.6%)
・中国消費者物価指数[前年比]1.0%(予想1.9% 前回2.1%)
・中国生産者物価指数[前年比]-1.4%(予想-1.3% 前回-0.8%)
・米新規失業保険申請件数21.1万件(予想19.5万件前回19.0万件)

ニュース、要人発言

GDP年率0.1%増に下方修正　22年10〜12月改定値
内閣府が9日発表した2022年10〜12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期から横ばいで年率0.1%増となった(日本経済新聞)
衆院、植田和男日銀総裁の人事案可決　2副総裁も
衆議院は9日の本会議で日銀の正副総裁人事案を賛成多数で承認した、あす参院で可決されれば、黒田東彦総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏が就任する(ロイター)
韓国銀行四半期金融政策報告書
これまでの積極的な金融引き締めの影響で2023年の経済成長率が1.4%ポイント押し下げられるとの見通しを示した(ロイター)
マレーシア中銀
政策金利を現行の2.75％に据え置く事を決定した
ビルロワデガロー仏中銀総裁
「フランスと欧州のインフレ率は依然として高すぎる」
「2024年末から25年初めにはインフレ率を2%に戻す」
米2月チャレンジャー人員削減数
2月の米企業の人員削減数は、前年比+410.1％となった
ロジャース加中銀上級副総裁
「利上げの一時停止は経済にかかっている」
「米国と欧州の見通しが強まると、カナダのインフレが加速する可能性」
「CPIが予想どおりに減速しない場合、金利を上げる準備ができている」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

週末雇用統計発表を前に、市場は調整的なドル安の動きとなっています。
きっかけは昨晩公表された米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことによるもので、ドル円は一時136円を割り込む動き、ユーロドルは1.06乗せを伺う動きです。
今晩公表予定の米非農業部門雇用者数は、前回51.7万人から鈍化の22.5万人増予想です。

また本日は黒田日銀総裁による最後の日銀会合が予定されており、歴代最長を誇る在任期間となった同総裁による発言に注目が集まります。

株式

ダウ：32,254.86ドル(-543.54)

ナス：11,338.36(-237.64)