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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・NZ中銀政策金利4.75%(予想4.75% 前回4.25%)
・独消費者物価指数[前年比]8.7%(予想8.7% 前回8.7%)
・独IFO91.1(予想91.2 前回90.1)
・米MBA住宅ローン申請指数-13.3%(前回-7.7%)
ニュース、要人発言
ニュージーランド中銀
政策金利を0.50％引き上げ4.75％にする事を決定した
田村日銀審議委員
「いずれかのタイミングで政策の点検・検証が必要」
「点検・検証、金融政策の枠組みや物価目標のあり方を含む」
ビルロワデガロー仏中銀総裁
「ECBは9月までの毎回の会合で利上げする義務はない」
ブラード・セントルイス連銀総裁
「米国経済は考えていた以上に強い」
「金利は5%を上回る必要、自身の予想では金利は5.375%に達するだろう」
「米経済の緩やかな成長減速、物価下落を予想」
FOMC議事要旨
「ほぼすべての当局者が25bpの利上げを支持」
「数人が50bp利上げ支持、あるいは好意的な見解」
「ほぼすべての当局者が利上げペースの鈍化にメリットがあると考えている」
「米国債市場の問題に対処することについて話し合った」
「金融環境の緩和にはより厳格な政策が必要になる可能性」
「すべての当局者が継続的な金利上昇を適切と考えている」
「景気見通しのリスクは下向き」
「労働市場の逼迫、中国の経済活動再開、ウクライナでの戦争がインフレを継続させるリスク」
「見通し形成の鍵はインフレ上振れリスクと認識」
「インフレ率が2％で維持されるまで制限的な政策が必要であり、少し時間がかかる可能性」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
日本時間今朝4時に公表されたFOMC議事録は、引き締めの長期化を示唆。
2月会合当時よりも現在の市場はタカ派ムードが支配しており、あらためてドルが買われる動きとなりました。
一時134円台前半水準にまで下落していたドル円は、再び135円を試す動き。
ユーロドルは1.06へ下落、ユーロ円も143円割れを試す動きです。
株式
ダウ：33,045.09ドル(-84.50)
ナス：11,507.07(+14.77)
引き締め長期化懸念が株価を抑えており、ダウは年初来安値を試す動きです。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.918%(-0.035)
実質金利：1.514%(-0.014)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.404、前日より0.023低下しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.514%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油4月物は、2.41ドル安の73.95ドルにて終了。
ドル引き締め長期化を懸念、年初来安値更新を伺う動きです。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
2月22日金相場表
昨日の金は、23円高の7,951円にて終了。
利益確定売り優勢、取組は4万枚を割り込みました。
＜金市況＞
昨晩のNY金4月物は、1.00ドル安の1,841.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、37円安の7,914円で終了しています。
議事録通過後は1,830ドル台へ下落、1,818ドルが意識されます。
SPDR:919.06トン(-0.86トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
2月22日白金相場表
昨日の白金は、99円高4,095円にて終了。
こちらも利益確定売りが優勢、取組4万枚はキープされました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金4月物は、4.70ドル高の953.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、3円高の4,098円で終了しています。
パラジウムは38ドル下落し、再び1,500ドルを割り込んでいます。
NY白金は、赤三兵出現です。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
ダウやNY原油などが、それぞれ年初来安値を試す動きとなっています。
本日は「祝日取引」です。
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