【雇用統計ショック】デーリー「驚異的」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・トルコ消費者物価指数[前年比]57.68%(予想53.80%  前回64.27%)
・ユーロ圏生産者物価指数[前年比]24.6%(予想22.4%  前回27.0%)
・米非農業部門雇用者数51.7万人(予想18.9万人  前回26.0万人)
・米失業率3.4%(予想3.6%  前回3.5%)
・米平均時給[前年比]4.4%(予想4.3%  前回4.6%)
・米ISM非製造業景況指数55.2(予想50.5  前回49.2)
 

ニュース、要人発言

黒田日銀総裁
「昨年12月末時点の保有国債評価損は約8.8兆円」
「財務の健全性にも留意し、適切に金融政策を運営」
「正常化過程の財務悪化で、金融政策の信認が失われることない」
「国債購入と共担オペの組み合わせで適切な利回りが促される」
ピル英中銀チーフエコノミスト
「金融政策についてはすでに多くのことを行ってきたと認識する必要」
「MPCはかなり大幅に文言を変えてきている」
「今年にインフレ率が低下すること、かなりの確度で確信している」
「BOEは今年、800億ポンド規模のQTを予定」
バスレ・スロベニア中銀総裁
「3月にも50bpの利上げ、引き続き景気抑制的に」
シムカス・リトアニア中銀総裁
「インフレはおそらくピークに達した、しかしコアはまだ」
「5月も25bpもしくは50bp利上げの公算、75bpの確度は極めて低い」
ECB経済報告
「ユーロ圏のインフレ率、2023年5.9%、24年2.7%、10月調査時点から上方修正」
国際通貨基金(IMF)
3日発表した中国経済の年次報告で、不動産危機への懸念を示した(日本経済新聞)
カジミール・スロバキア中銀総裁
「3月の利上げが最後ではないだろう、あと何回利上げが必要かはその後に決める」
「次の行動について協議し始めるのは、3月会合からだと私は考えている」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「労働市場の傾向に驚きはない」
「FEDは必要なら一層の利上げも」
「政策決定は指標次第、次の会合までまだ指標発表ある」
「インフレに対する勝利を宣言するには時期尚早」
「12月のドットプロットは金利の先行き示唆として良好」
「雇用統計は驚異的な数字」
米商品先物取引委員会(CFTC)建玉データ公表延期
米商品先物取引委員会(CFTC)は2日、金融データ会社IONトレーディングUKのシステムが身代金要求型のウイルスであるランサムウエアの攻撃を受けたため、週次の建玉明細データの公表を延期すると発表した(ロイター)
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

デーリーSF連銀総裁が形容したように、雇用統計は「驚異的」な数字となりました。
失業率は53年ぶりとなる3.4%を記録、前回ドル安要因となった平均時給も今回は上昇しており、市場はドル全面高の様相です。
ドル円は131円台を回復、ユーロドルは1.08を割り込みました。

 

株式

ダウ:33,926.01ドル(-127.93)

ナス:12,006.96(-193.86)

 

 

雇用統計により雰囲気は変わったものの、大きな下押しには至っておりません。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.525%(+0.132)

実質金利:1.294%(+0.134)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.231、前日より0.011低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利

 

実質金利は1.294%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油3月物は、2.49ドル安の73.39ドルにて終了。

 

 

ドル高が上値を抑制、年初来安値をうかがう展開です。

 

貴金属

<前日内部要因>

2月3日金相場表

 

昨日の金は、137円安の7,914円にて終了。

8,000円前後の売り玉が一気に助かったうえ、買いも入ったようです。

 

<金市況>

昨晩のNY金4月物は、54.20ドル安の1,876.60ドルにて終了。

今朝の国内金は47円安の7,870円で終了しています。

 

 

「雇用統計ショック」により、大幅続落となりました。

 

SPDR:920.24トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

2月3日白金相場表

 

昨日の白金は、40円高の4,223円にて終了。

一部助かった買い玉が解消され、取組は減少しました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、52.30ドル安の980.30ドルにて終了。

今朝の国内白金は79円安4,144円で終了しています。

 

 

約3ヶ月ぶり安値、CFTCが楽しみでしたが残念です。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

雇用統計が久しぶりの存在感を示しました。

 

今週もありがとうございました。

 

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