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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・米GDP[前期比年率]2.9%(予想2.6% 前回3.2%)
・米新規失業保険申請件数18.6万件(予想20.5万件 前回19.2万件)
・南ア中銀政策金利7.25%(予想7.50% 前回7.00%)
・米個人消費[前期比]2.1%(予想2.9% 前回2.3%)
・米コアPCE[前期比]3.9%(予想3.9% 前回4.7%)
・米シカゴ連銀全米活動指数-0.49(前回-0.51)
・米新築住宅販売件数61.6万件(予想61.2万件 前回64.0万件)
ニュース、要人発言
ハンター・バイデン氏
米下院共和党は25日、バイデン大統領の息子であるハンター・バイデン氏が関わった商取引を巡る調査を強化しており、その一環としてハンター氏による自作絵画の販売について詳細を求めた
米下院共和党、債務上限めぐり相互相違が浮上
米債務上限問題でどこまで強硬な姿勢を取るかをめぐり、下院共和党内で相違が生じつつある、バイデン大統領に歳出をめぐる交渉を要求するという点では一致(ロイター)
パキスタンルピー、2日連続で急落し5％安
パキスタンの外国為替取引会社が為替レートの上限を撤廃したことを受けて、2日連続で市場の混乱が続いている、2日で5％安(ロイター)
岸田首相
「現時点で日銀との共同声明見直すか言うこと控えねばならない」
IMF(国際通貨基金)
「日銀はさらに柔軟な長期金利の変動を検討すべきだ」
「為替介入の効果は一時的、特殊な状況下に限定されるべきだ」
コバルト2年ぶり安値
レアメタルのコバルトが約2年ぶりの安値、中国EV減速で値下げ圧力(日本経済新聞)
習近平中国国家主席
「(中国とオーストラリアは)過去を振り返り未来に目を向け、両国関係の改善と発展という正しい方向に向かって積極的に努力している」(ハーリー総督に祝賀メッセージ)
南ア中銀
政策金利を0.25％引き上げ7.25％にする事を決定した
新型コロナの「5類」引き下げ、時期は5月8日の方針…あす正式決定
政府は26日、新型コロナウイルスの感染症法上の分類について、5月8日に現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を固めた(読売新聞)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
一連の米経済指標を受け、市場はドル買いの反応。
129円台で低迷していたドル円は130円レベルを回復、ユーロドルは1.08台へ下落。
FedWatchによると次回25bp利上げ確率は99%で、見通しに変化はないようです。
株式
ダウ：33,949.41ドル(+205.57)
ナス：11,512.41(+199.05)
引き締め長期化懸念や決算、経済指標に対する反応が交錯、ダウは終盤に上昇しました。。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.498%(+0.057)
実質金利：1.164%(+0.012)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.334、前日より0.035上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.164%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油3月物は、0.86ドル高の81.01ドルにて終了。
米株上昇などを好感、原油価格は続伸し、再び81ドルに乗せています。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
1月26日金相場表
昨日の金は、27円高8,081円にて終了。
前日に続き10月限の売り玉が処分され、12月限に買い玉が増えました。
＜金市況＞
昨晩のNY金4月物は、12.70ドル安の1,946.70ドルにて終了。
今朝の国内金は、21円安の8,060円で終了しています。
米経済指標を好感、NY金は利益確定売りが優勢となりました。
SPDR:919.37トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
1月26日白金相場表
昨日の白金は、68円安4,278円にて終了。
4,300円を割り込んだ値段帯では、積極的に買われたようです。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金4月物は、23.10ドル安の1,023.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は40円安の4,238円で終了しています。
パラジウムも24ドル下落、国内は4,300円台の個人による買い玉が重しとなっているようです。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
来週はイベントウィーク、月末、FOMC、ECB、雇用統計と揃い踏みです。
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