【悲報】パウエル議長、思いは届かず | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日本消費者物価指数[東京都区部・除生鮮][前年比]4.0%(予想3.8%  前回3.6%)
・米卸売在庫[前月比]1.0%(予想1.0%  前回1.0%)
 

ニュース、要人発言

長プラ0.15%上げ11年振り1.4%=みずほ銀行
みずほ銀行は10日、企業向け貸出金利の指標となる長期プライムレート(最優遇貸出金利)を年1.40%にすると発表、11日から適用する
銅が6カ月半ぶり高値
国際指標であるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物は9日に一時1トン8,870ドルまで上昇し、2022年6月22日以来、6カ月半ぶりの高値を付けた(日本経済新聞)
中国、日本と韓国でビザ停止 水際強化に対抗措置か
中国当局は10日、日本でビザ(査証)の手続きを同日から停止したと日本国内の旅行会社に通知し、ビザの申請ができなくなった(共同通信)
バイデン氏も機密持ち出し 副大統領時代
バイデン米大統領の副大統領時代の機密文書が同氏の個人事務所から見つかり、司法省が捜査に乗り出したことが9日分かった(共同通信)
中国外務省報道官
「中国への差別的な入国制限措置に断固反対し、対等の措置を取る」
シュナーベルECB理事
「金利はまだ大幅に上昇する必要、金利上昇は安定したペースであるべき」
「インフレとの闘いのために制限的な金融政策に転換すべき」
パウエルFRB議長
FRBは物価と雇用についての目標の達成に集中するとあらためて強調し、気候変動対策に絡む目標などFRBの責務と明確なつながりのない活動にツールを使用すべきではないとの認識を示した
日本政府
中国が日本人へのビザ発給停止を受け、外交ルートを通じ中国側に抗議
ボウマンFRB理事
「今後の利上げ幅と政策金利の最終的水準は指標やインフレ・経済見通し次第」
「インフレがピークに達し、より持続的に低下するとの納得できる兆し求める」
「十分に景気抑制的な金利となれば、当分はその水準で維持する必要」
「インフレ持続のリスクは金融引き締めによるリスクよりはるかに大きい」
「労働市場と家計のバランスシート、米銀行システムの強さに勇気づけられる」
「FEDはCBDCのアイデアを研究中」
「インフレを抑えるために必要な継続的な利上げ」
「雇用創出は減速する必要がある可能性が高い」
「一部のインフレ指標は最近低下している」
「インフレ率は最近低下したが、やるべきことはたくさんある」
「インフレは高すぎる」
「金利をピーク水準でしばらく維持する必要」
「クリプトは重大なリスクをもたらす可能性」
バイデン大統領の慰留を了承
「バイデン大統領はイエレン財務長官の慰留に動き、長官も了承した」(ブルームバーグ)ECBの利上げプロセス、終わり近づく=ポルトガル中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は10日、「現行の利上げプロセスが終わりに近づいている」と述べた(ロイター)

世銀、23年世界成長率予測1.7%に下方修正 景気後退の可能性警告
世界銀行は10日公表した最新の世界経済見通しで、2023年の世界実質国内総生産(GDP)成長率予測を1.7%に下方修正した
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

これまでの米当局者によるタカ派発言を後押しするのか注目されていた昨晩のパウエル議長でしたが、金融政策への言及はナシ。
ドルは一時売られる動きも見られましたが、全体的にはCPI発表を控えて様子見ムードです。
日本のCPIを受け131円台に沈んでいたドル円は132円台しっかり、ユーロドルも1.07しっかり、この日もユーロ円が上昇しています。

 

株式

ダウ:33,704.10ドル(186.45)

ナス:10,742.63(106.98)

 

 

パウエル発言が警戒されましたが、政策への言及はなかったため株価は力強く推移しました。

「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.608%(+0.076)

実質金利:1.382%(+0.069)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.226、前日より0.014上昇しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.382%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油2月物は、0.49ドル高の75.12ドルにて終了。

 

 

中国要因により70ドルまで下落、そして中国による需要回復期待から75ドルまで戻しています。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月10日金相場表

 

昨日の金は、13円高7,918円にて終了。

10月限からの乗り換えが見られました。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、1.30ドル安の1,876.50ドルにて終了。

今朝の国内金は、41円高の7,959円で終了しています。

 

 

米債利回り上昇が上値を抑えたものの、高値圏での推移が続きます。

 

SPDR:914.17トン(-1.16トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月10日白金相場表

 

昨日の白金は、19円高4,455円にて終了。

10月限に利益確定売りが見られます。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、10.10ドル安の1,088.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は7円高の4,462円で終了しています。

 

 

NYは、利益確定売りの流れが継続しています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

スウェーデンで開催されたシンポジウムだったためでもあるのか気候変動に関する言及が多いなか、パウエル議長はインフレ抑制への決意を語ってくださいました。

残念ながら、その思いは市場に届かなかったようです。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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