【2023】市場「利下げ」当局「利上げ継続」 | 浪風谷本

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FOMCとは

米国連邦市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)の略。FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)理事と連邦準備銀行総裁(地区連銀総裁)が参加する米国の「金融政策の基本方針を決定する会合」。FOMCの構成メンバーは12名だが、そのうちの7名はFRBの理事で残り5名はアメリカに12地区ある連邦銀行の総裁。連邦銀行総裁のうち1名はニューヨーク連邦銀行総裁が務めることになっており、残りの4名は他の連邦銀行総裁が持ち回りする。

 

米国時間13日より二日間の日程で、FOMCが開催されます。

会合後の声明は日本時間15日早朝4時に公表され、その後4時半からパウエルFRB議長による会見が行われます。

前回会合の概要と、今回のポイントをまとめます。

 

<前回会合>

2022.11.2

 

声明では引き締めペースの鈍化期待が高まりましたが、パウエル会見が引き締め直したかたちとなりました。

 

<今会合のポイント>

▼2023年末見通し

 

こちらは、今年9月会合時点でのFF金利見通しです。

 

 

 

ブルームバーグによるエコノミスト調査によると、当局は4.75-5.00%を2023年末まで維持するとの予想ですが、市場は年後半に50bp利下げを織り込んでいます。

ドットチャートによる2023年末見通しに注目が集まります。

 

▼利上げ継続を維持するのか、市場に迎合するのか

 

市場からの「催促」に対し、パウエル議長以下FRBはどのように対応するのか。

過去には市場に迎合した結果、あらためて引き締め直すことになり、結果政策金利を19%にまで引き上げたこともありました。

声明、議長会見を通じ、利上げ継続がアナウンスされるのか注目されます。

 

<FF金利見通しとNY金への影響>

 

※50bp利上げを前提

 

 

逆イールドは再び拡大、中立金利はもう少し上を目指しているようです。

 

左軸:上海総合指数 右軸:FF金利(上下逆注意)

 

特に中国株をはじめとした「新興国市場」に対する反応に注目です。

 

右軸:FF金利と2年債利回りとの乖離(上下逆注意)

 

2年債利回りの上昇がピークアウト、NY金に対する下押し圧力も弱くなっています。
 

FOMC声明は日本時間15日午前4時、議長会見は4時半です。

 

 

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