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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・米中古住宅販売成約[前月比]-4.0%(予想-1.0% 前回-4.7%)
・米リッチモンド連銀製造業指数1(予想-10 前回-9)
ニュース、要人発言
日銀金融政策決定会合・主な意見
「日本経済は持ち直している」
「イールドカーブ・コントロールの運用見直しは市場機能の改善に資する」
日銀、臨時の国債買い入れオペを通知
日銀は28日午前、臨時の国債買い入れオペを実施した、残存期間1年超3年以下が1000億円、3年超5年以下が1000億円、5年超10年以下が3000億円
米、中国からの入国制限検討
米政府高官は27日、中国からの旅行者に対し新型コロナウイルス対策としての入国制限を導入することを検討していると明らかにした
ペスコフ露大統領報道官
「併合認めない和平案拒否」
米国
中国からの渡航者にコロナ検査での陰性証明を義務付けへ
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
クリスマス連休明けから続く米債利回り上昇の流れが続いています。
昨日の日銀会合・主な意見の公表もあり、ドル円は買い戻し継続。
現在134円台前半水準を回復しています。
30%程度だった次回2月会合での50bp利上げ確率は、現在4割近くにまで上昇しています。
株式
ダウ：32,875.71ドル(-365.85)
ナス：10,213.29(-139.94)
前日まで好感されていた中国によるコロナ規制緩和でしたが、昨晩はリスク要因となりました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.881%(+0.040)
実質金利：1.577%(+0.057)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.279、前日より0.009上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.602%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油2月物は、0.57ドル安の78.96ドルにて終了。
ロシアによる供給が懸念される一方、景気見通しに対する懸念が上値を抑えています。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
12月28日金相場表
昨日の金は、65円高7,773円にて終了。
乗り換えが出たと思われますが、10月限取組増が謎です。
＜金市況＞
昨晩のNY金2月物は、10.10ドル安の1,813.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、10円高の7,783円で終了しています。
連休明けに直近高値を更新しましたが、その後は長期金利上昇を背景に下落に転じています。
SPDR:918.51トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
12月28日白金相場表
昨日の白金は、37円安4,288円にて終了。
4,300円近辺は、積極的に買われたようです。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金4月物は、13.20ドル安の1,019.50ドルにて終了。
今朝の国内白金は、3円安の4,285円で終了しています。
前日は中国によるコロナ規制緩和を好感しましたが、昨晩は感染拡大を懸念しています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
長期金利上昇に伴い、実質金利も年初来をうかがう水準にまで上昇しています。
本日もよろしくお願いいたします。
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谷本 憲彦
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