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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・日本実質GDP[前期比年率]-1.2%(予想1.2% 前回4.6%)
・中国小売売上高[前年比]-0.5%(予想0.7% 前回2.5%)
・中国鉱工業生産[前年比]5.0%(予想5.3% 前回6.3%)
・英ILO失業率[四半期]3.6%(予想3.5% 前回3.5%)
・ユーロ圏GDP[前年比]2.1%(予想2.1% 前回2.1%)
・独ZEW景況感調査-36.7(予想-51.0 前回-59.2)
・米NY連銀製造業景気指数4.5(予想-6.0 前回-9.1)
・米生産者物価指数[前月比]0.2%(予想0.4% 前回0.2%)
ニュース、要人発言
鈴木財務相
「(FTXについて)暗号資産市場以外の金融市場に与える影響は限定的」
「予断を持たず、緊張感をもって注視していきたい」
JPモルガン
「2023年の中国通年成長率予測を前年比4%に引き下げ、従来は4.5%」
G20首脳宣言草案
「大半のメンバーは、ウクライナでの戦争を強く非難し、それが多大な人的被害を引き起こし、世界経済の既存の脆弱性を悪化させていることを強調した」
国際エネルギー機関(IEA)
2023年の世界の石油需要は前年比1.6%増と、22年の2.2%増から鈍化するとの見通し
ラブロフ露外相
「世界は米国がウクライナ紛争を挑発したと確信」
バイデン氏
15日のG20晩さん会の出席見送り(ブルームバーグ)
ホワイトハウス
「(バイデン氏が晩さん会を欠席したことについて)長い一日だった、彼にはまだやらなければならないことがある、深刻な話ではない」
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「来年のどこかの時点で利上げ打ち止めを見込んでいる」
「今後数カ月のうちに利上げペースが鈍化する」
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「FOMCは利上げペース決定で引き締め効果のラグを考慮」
「インフレが緩和されているわずかな希望がある」
「サービス価格の鈍化を目の当たりにする必要」
「インフレが2%の目標に向かう確証得るまで、物価抑制スタンス維持」
「景気後退に陥ると決まったわけではない」
「FEDにはさらなる利上げが必要になると予想」
バーFRB副議長
「インフレは高過ぎる」
「経済の大幅な軟化が見られると予想」
「FEDは物価安定に対する責任に焦点を当てている」
「米国の失業率が上昇すると予想、その高さについては言及しない」
ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「金利はさらに引き上げられる」
トランプ米大統領
ツイッターのアカウントを永久凍結された問題で、言論の自由に反するとの訴えを退けた一審判決を不服として連邦高裁に控訴した
ロシアのミサイル、ポーランドに着弾との報道 ロ国防省は否定
ロシアのミサイルがポーランドに着弾し、2人が死亡したと、AP通信が15日、米情報機関の高官の情報として報じた、ロイターは現時点でこの情報を確認していない(ロイター)
ポーランドが臨時の国家安全保障会議-ロシアのロケット着弾の報道
ポーランドのモラウィエツキ首相は、臨時の国家安全保障会議を招集した(ブルームバーグ)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
米生産者物価指数は予想を下回る結果、あらためて物価上昇のピークが意識されています。
序盤はドル売り優勢、ドル円は一時137円中盤へ下落、ユーロドルは1.048へ上昇。
NY午後になると一転、株安などからドルは買い戻される動きとなっています。
株式
ダウ:33,592.92ドル(+56.22)
ナス:11,358.41(+162.19)
PPIを受け序盤は買いが先行したものの、後半は地政学リスクの高まりが上値を抑えました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:3.766%(-0.088)
実質金利:1.417%(-0.074)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.349、前日より0.027低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.417%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油12月物は、1.05ドル高の86.92ドルにて終了。
ロシア産原油に対する供給懸念から、原油価格は反発しました。
貴金属
金
<前日内部要因>
11月15日金相場表
昨日の金は、83円高7,964円にて終了。
取組は4万枚を回復しましたが、ここからなかなか増えません。
<金市況>
昨晩のNY金12月物は、0.10ドル安の1,776.80ドルにて終了。
今朝の国内金は、28円安7,936円で終了しています。
ドル買い戻しが上値を抑えたものの、ポーランドにミサイルが着弾したとの報道から、時間外は1,780ドル台へ上昇しています。
SPDR:910.41トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
11月15日白金相場表
昨日の白金は、35円高4,452円にて終了。
先2本が順ザヤに、4円順ザヤは今年4月20日以来のことです。
<白金市況>
昨晩のNY白金1月物は、5.10ドル安1,033.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は、24円安4,428円で終了しています。
ドル高が圧迫、引き続き大口投機玉による利益確定売りが観測されます。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
今晩は米小売売上高の発表が予定されています。
前月より改善が見込まれており、ドル買いイベントとして警戒されています。
昨夜の御堂筋イルミネーション
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谷本 憲彦
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