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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
欧州中央銀行(ECB)主催の金融シンポジウム「ECBフォーラム」が開催されています。
毎年恒例のイベントであり、今年はポルトガルのシントラで開催されます。
中央銀行総裁、学者、金融市場の代表者、ジャーナリストなどが一堂に会し、現在の政策問題について意見を交換し、長期的な視点からフォーラムの重要なトピックについて話し合います。
今年の議題は、「急速に変化する世界の金融政策への挑戦」だそうです。
昨年はコロナパンデミックの影響を考慮し、オンライン形式で行われました。
2021テーマ:「パンデミックを超えて:金融政策の未来」
このときラガルドECB総裁は「ユーロ圏、年末にはコロナ渦以前の水準に戻る」と明言、パウエル議長も「インフレの上昇は持続しない」「利上げはまだまだ遠い」とおっしゃっていました。
ただ、サプライチェーンの目詰まりなどへは警戒を示していました。
日本ではあまり報道されず、自民党総裁選に関する報道がメインでした。
▼出席者が豪華
ECBフォーラムなので、当然ラガルド総裁が出席。
さらにパウエルFRB議長やベイリーBOE総裁、スイスやカナダ中銀総裁も参加されます。
FRBからは他にブラード総裁をはじめ、ジョージ、メスター総裁、さらにはボウマン理事など、タカ派よりな方々がご出席されるようです。
Higher inflation, notably as a result of rising energy prices, pandemic-related supply shortages and the release of pent-up demand, has created a difficult and uncertain environment for central banks around the globe.
(特にエネルギー価格の上昇、パンデミック関連の供給不足、および停滞した需要の解放の結果としてのインフレ率の上昇は、世界中の中央銀行にとって困難で不確実な環境を生み出しました。)
このような議題の下ですから、タカ派な内容となることが予想されます。
昨日会員様にお送りした日本「円安!」欧米「円高…」で言及しましたが、今回のECBフォーラムは新興国下抜けイベントになり得ます。
いずれにせよ、大国の事情により小国の経済動向が懸念される状況が続きます。
以下は今晩の主なスケジュール(日本時間)
17:00 デギンドス欧州中央銀行副総裁
19:00 シュナーベルECB専務理事
22:00 パネルディスカッション(ラガルドECB総裁、パウエルFRB議長、ベイリーBOE総裁参加)
24:00 ラガルドECB総裁
24:30 メスター・クリーブランド連銀総裁
26:05 ブラード・セントルイス連銀総裁
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