クロ「最近の為替・金利動向、経済・物価に影響与え十分注視」

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

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注目経済指標

・日銀政策金利-0.1%(予想-0.1% 前回-0.1%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]8.1%(予想8.1% 前回8.1%)
・米鉱工業生産[前月比]0.2%(予想0.4% 前回1.4%)
・米景気先行指標総合指数[前月比]-0.4%(予想-0.4% 前回-0.4%)

ニュース、要人発言

鈴木財務相
「金融政策は日銀に委ねられる、債券市場を踏まえつつ物価安定目標実現に期待」
日銀
「長短期操作維持を賛成8・反対1で決定」
黒田日銀総裁
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」
「物価2％目標実現目指し、必要な時点まで現行緩和を継続する」
「為替相場について、具体的な水準についてはコメント控えたい」
「長期金利の許容変動幅拡大について、考えてない」
「最近の為替・金利動向、経済・物価に影響与え十分注視」
「米利上げの世界経済への影響を注視」
「政策再点検、現時点で必要とは考えてない」
松野官房長官
「金融政策の具体的手法は日銀にゆだねられるべきだ」
スイスフラン/円、大幅高
前日のスイス中銀によるサプライズ利上げ発表を受けたスイスフラン高の流れが再開されており、スイス/円は一時139円台後半に大幅続伸し、7年半ぶり高値を更新
クノット・オランダ中銀総裁
「インフレ悪化なら数回の0.5ポイント利上げも」
パウエルFRB議長
「2%物価目標に戻すことに非常に強く重点置いている」
「米金融当局の2つの責務は金融安定確保にかかっている」
中国政府系紙経済日報
中国は米国の利上げに追随する必要はない、むしろ景気対策を重視するべきと主張
ジョージ・カンザスシティー連銀総裁
「75bp利上げはイールドカーブや銀行融資に影響を与える」
「インフレ低下に対する強いコミットメントは共有」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「7月に75bpの利上げを支持する可能性、7月以降は物価抑制まで0.5bpでの利上げも」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

注目の日銀金融政策決定会合によると、当然ですが円安抑制のための引き締めは否定。
米金融当局者による発言も手伝い、ドル円は135円水準を回復。
ドル円は週足で陰線引けが期待されましたが、本日の急騰により週足3陽連。
135円60銭ブレイクかどうか注目されます。
ユーロ円を除く主要クロス円は、やや上値を削っての引けとなりました。

株式

ダウ：29,888.78ドル(-38.29)

ナス：10,798.35(+152.25)