【朗報】停戦協議の進展が好感される

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

お知らせ

本日3月30日(水)は、終日外出予定です。

ご迷惑をおかけいたします。

よろしくお願いいたします。

注目経済指標

・米S&P/ケース・シラー[前年比]19.10%(予想18.60% 前回18.58%)

・米消費者信頼感指数107.2(予想107.0 前回105.7)

ニュース、要人発言

一部軍事活動を大幅縮小へ

ロシア、キエフとチェルニヒフ周辺の軍事活動を大幅縮小へ(ブルームバーグ)

チャブシュオール・トルコ外相

「きょうの話し合いがウクライナとロシアの交渉で最も大きな進展となった」

ロシア財務省

2035年償還のユーロ債について、利払いを完全履行したと表明した

フォミン・ロシア国防次官

ウクライナのキエフとチェルニヒウ近郊での軍の展開を大幅に縮小することを決定したと明らかにした

ホルツマン・オーストリア中銀総裁

「年内政策金利を0%に引き上げることECB金融政策にとって重要」

レーンECB専務理事

「ユーロ圏の高インフレの大半は輸入インフレショック、時間の経過とともに弱まる」

OPECプラスからのロシア排除考えず

石油輸出国機構(OPEC)の主要メンバーであるサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)は、非加盟の産油国も加えた「OPECプラス」からロシアを排除すべきとの考えを一蹴した

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁

「FEDは金利を中立に迅速に引き上げるべき、FEDの中立金利は2.5％」

「慎重かつ計画的な利上げを行う」

「利上げと総資産縮小、同時に行える」

「5月の50bpの利上げは望まないが、除外はしない」

ブラード・セントルイス連銀総裁

「今年の終わりまでに政策金利を3％にまで上げることを支持する」

一時逆イールド

米2年債利回りが10年債を上回り、一時逆イールドの現象が見られた

市況

東京前営業日比

	03/29 15:15	03/30 6:00	円換算
ドル円	123.51	122.86	-0.65
NY金	1,922.00	1,918.30	-55
NY白金	986.75	981.25	-41

(時間は東京タイム)

ウクライナ停戦協議の進展を好感、市場はリスク選好ムードとなっています。

ドル安が進み、ユーロドルは一時1.11台前半水準を回復。

ドル円も一時122円を割り込みましたが、引けにかけてはその動きも一服しています。

株式

ダウ：35,294.19ドル(+338.30)

ナス：14,619.64(+264.74)

ロシア－ウクライナによる停戦協議進展期待から、上昇です。

「ヒンデンブルグ・オーメン」が2月14日に点灯しました。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

債券

米10年債利回り：2.393%(-0.066)

実質金利：-0.471%(+0.033)

今朝の期待インフレ率は2.864、前日より0.090低下しています。

Date	NY金($)	実質金利(%)
3/23	1,942.60	-0.679
3/24	1,967.70	-0.577
3/25	1,959.80	-0.488
3/28	1,944.70	-0.504
3/29	1,918.00	-0.471