実質金利は2020年6月以来、下がらない金 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・独鉱工業生産[前月比]-0.3%(予想0.5% 前回0.3%)

 

ニュース、要人発言

カザークス・ラトビア中銀総裁

「7月に利上げ行う可能性小さい」

中国外貨準備高

1月末は3.222兆ドル、12月末は3.25兆ドル、1月末は前月比285億ドル減

塩野義、コロナ飲み薬承認申請へ

塩野義製薬の手代木功社長は7日、開発中の新型コロナウイルス感染症の飲み薬について、来週から再来週にかけて承認申請する可能性があると明らかにした

ラガルドECB総裁

「物価上昇はより広範囲へ」

「政策を調整する場合には段階的になる」

「時期尚早の結論を出す必要はない」

ショルツ独首相

「ロシアはウクライナ侵攻なら極めて高いコストに直面」

バイデン氏

「米国はロシアと対話継続の用意」

 

市況

東京前営業日比

 

02/07 15:15

02/08 7:00

円換算

ドル円

115.30

115.10

-0.20

NY金

1,811.05

1,821.20

22

NY白金

1,024.70

1,020.30

-21

(時間は東京タイム)

 

ドル円は115円をはさんで小動き、ユーロドルも1.14台中盤での推移。

注目の雇用統計発表から週が明けましたが、大きな動きは見られず。

市場の関心はウクライナ情勢や、木曜日公表予定の米消費者物価指数に移っています。

 

株式

ダウ:35,091.13ドル(+1.39)

ナス:14,015.67(-82.34)

 

 

雇用統計明けの株式市場は、利益確定売りが中心でした。

ヒンデンブルグ・オーメン」が1月11、17日に点灯しました。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:1.920%(+0.011)

実質金利:-0.491%(+0.007)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.411、前日より0.001低下しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

2/1

1,801.50

-0.646

2/2

1,810.30

-0.662

2/3

1,804.10

-0.567

2/4

1,807.80

-0.498

2/7

1,821.80

-0.491

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利はマイナス0.491%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。

 

原油

NY原油3月物は、0.99ドル安の91.32ドルにて終了。

 

 

本日再開されるイラン核協議への期待が、下押し要因となっています。

 

貴金属

<前日内部要因>

2月7日金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

6,711

1,900

-78

Apr-22

6,704

1,493

-55

Jun-22

6,701

2,218

9

Aug-22

6,700

5,905

9

Oct-22

6,702

9,353

-392

Dec-22

6,704

24,847

-1,056

合計

 

45,716

-1,563

 

昨日の金は、37円高6,704円にて終了。

1月FOMC前後に入った買い玉の一部が降りました。

 

<金市況>

昨晩のNY金4月物は、14.00ドル高の1,821.80ドルにて終了。

今朝の国内金は23円高6,727円で終了しています。

 

 

ウクライナ情勢の緊迫化から、NY金は底堅く推移しています。

 

SPDR:1,011.60トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

2月7日白金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

3,822

1,179

5

Apr-22

3,812

5,917

-27

Jun-22

3,779

2,197

1

Aug-22

3,773

4,275

-21

Oct-22

3,761

7,908

-26

Dec-22

3,759

12,387

77

合計

 

33,863

9

 

昨日の白金は、20円安3,759円にて終了。

取組減少に歯止めはかかっているものの、積極的な買いは見られません。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、4.20ドル安の1,020.00ドルにて終了。

今朝の国内白金は11円安3,748円で終了しています。

 

 

パラジウムは30ドル下落、白金も三日続落で「三羽烏」出現です。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。

4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。

 

<会員様>

 

ここまで金が下がらないと、8年前の「ソチオリンピック」を思い出します。

 

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