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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・独消費者物価指数[前年比]5.3%(予想5.3%  前回5.3%)

・英消費者物価指数[前年比]5.4%(予想5.2%  前回5.1%)

・南ア消費者物価指数[前年比]5.9%(予想5.7%  前回5.5%)

・米MBA住宅ローン申請指数2.3%(前回1.4%)

・米住宅着工件数170.2万件(予想165.0万件  前回167.8万件)

 

ニュース、要人発言

英、受信料制度見直しへ BBCに課金導入検討

英国でメディアなどを担当するドリーズ文化相は17日、公共放送BBCの受信料制度を見直すと明らかにした、課金する制度の導入などについて検討する見通し(産経新聞)

欧州議会、新議長にマルタ出身メツォラ氏選出 20年ぶり女性

欧州議会は18日、新議長にマルタ出身のロベルタ・メツォラ氏(43)を賛成多数で選出した、同議会議長としては最年少での就任で、女性議長としては20年ぶり3人目となる(ロイター)

ホーン米国家安全保障会議報道官

「米国には原油高に対処するツールがまだテーブルにある」

二国間通貨スワップ協定で合意

トルコ中銀・UAE中銀、二国間通貨スワップ協定で合意

国際エネルギー機関(IEA)

19日公表した月報で、石油の供給が近く需要を上回るとの見通しを示した

ブリンケン米国務長官

「ロシアはウクライナ国境にいる兵力をすぐに倍増させることができる」

イエレン財務長官

「景気回復はオミクロン株でも脱線しないと確信」

英中銀ベイリー総裁

「今後2週間のうちに英インフレ見通しが悪化している公算が大きい」

「中国の成長鈍化はイギリスにとってリスク」

「中国恒大からのダメージは限定的」

 

市況

東京前営業日比

 

01/19 15:15

01/20 7:00

円換算

ドル円

114.28

114.32

0.04

NY金

1,812.95

1,840.70

94

NY白金

974.85

1,024.50

175

(時間は東京タイム)

 

株安などから、最近のドル高に対する修正が加えられた模様です。

ドル円は114円台前半水準へ落ち込み、ユーロドルは1.13台中盤へやや買い戻し。

全般ドル安の動きですが、リスク回避的な動き。

一方で、資源国通貨は堅調推移です。

 

株式

ダウ:35,028.65ドル(-339.82)

ナス:14,340.25(-166.65)

 

 

ダウは、「ビルド・バック・ベター法案」が暗礁に乗り上げて以降となる35,000ドル割れが警戒されます。

ヒンデンブルグ・オーメン」が12月13日に点灯しました。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:1.854%(-0.020)

実質金利:-0.590%(+0.014)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.444、前日より0.038低下しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

1/12

1,827.30

-0.760

1/13

1,821.40

-0.772

1/14

1,816.50

-0.690

1/18

1,812.40

-0.604

1/19

1,843.20

-0.590

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利はマイナス0.590%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。

 

原油

NY原油3月物は、0.97ドル高の85.80ドルにて終了。

 

 

一時86ドル台後半水準にまで値を上げましたが、後半は利益確定売り優勢でした。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月19日金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

6,667

2,391

-12

Apr-22

6,659

2,069

-47

Jun-22

6,657

2,323

-7

Aug-22

6,650

6,154

-82

Oct-22

6,650

14,460

-193

Dec-22

6,653

16,437

207

合計

 

43,834

-134

 

昨日の金は、41円安6,653円にて終了。

6,660円近辺では、取組に大きな変化は見られませんでした。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、30.80ドル高の1,843.20ドルにて終了。

今朝の国内金は102円高6,755円で終了しています。

 

 

昨年11月「パウエル再任」報道による下落前夜となる水準にまで上昇しています。

 

SPDR:981.44トン(+5.23トン)

 

浪風語録「ETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月19日白金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

3,604

1,584

-23

Apr-22

3,598

6,754

-58

Jun-22

3,584

2,460

10

Aug-22

3,585

5,428

-81

Oct-22

3,576

10,853

-366

Dec-22

3,570

9,152

-288

合計

 

36,231

-806

 

昨日の白金は、6円高3,570円にて終了。

先限取組がなかなか増えません。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、48.90ドル高の1,028.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は159円高3,729円で終了しています。

 

 

南ア消費者物価指数を受けランドが上昇、白金をサポートしました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。

4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。

 

<会員様>

 

とりあえず急遽「白金大神様」詣り

 

本日更新予定の「投資部門別建玉内容集計表」について、夕方やや多忙のため「簡易版」のみの掲載となります。

よろしくお願いいたします。

 

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