【JPX金】「CPI翌日上昇説」ついに途切れるか | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国消費者物価指数[前年比]1.5%(予想1.7%  前回2.3%)

・中国生産者物価指数[前年比]10.3%(予想11.3%  前回12.9%)

・ユーロ圏鉱工業生産[前月比]2.3%(予想0.2%  前回-1.3%)

・米MBA住宅ローン申請指数1.4%(前回-5.6%)

・米消費者物価指数[前年比]7.0%(予想7.0%  前回6.8%)

・EIA原油在庫 原油455.3万バレル減 クッシング246.8万バレル減

 

ニュース、要人発言

ビオンテック

同社の新型コロナウイルスワクチンについて、数カ月待っている中国規制当局の審査結果を予測するのはなお困難とした上で、中国での承認は依然として「極めて重要」との認識を示した(ロイター)

ビルロワドガロー・フランス銀行総裁

「ECBとフランス銀行は長期的にインフレ率2%前後を回復するために必要な措置を取る」

過去最多の140万人感染

米疾病対策センター(CDC)は11日、流行している新型コロナウイルスのほとんどが感染力の強いオミクロン株になったとの推定を発表、10日に報告された新規感染者は過去最多の約140万6千人

エルドアン・トルコ大統領

できるだけ早期に物価を引き下げると表明

23日連続「逆流」

ドイツのパイプライン管理会社ガスケードのデータでは、ロシア産天然ガスを欧州に輸送するパイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」の流れが12日も東向きに「逆流」している、逆流は23日連続(ロイター)

米消費者物価7.0%上昇 12月、39年半ぶり伸び

米労働省が12日発表した2021年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が7.0%と39年半ぶりに7%台に達した、厚待遇の仕事を待つ労働者が多く、人手が集まらずに賃金上昇圧力が強まる(日本経済新聞)

メスター・クリーブランド連銀総裁

「インフレ低下の見通しのため、FEDは行動」

「見通しが変化しなければ3月の利上げを支持」

米地区連銀経済報告

「昨年末の経済、緩やかなペースで成長」

「いくつかの地区での成長期待」

「楽観主義は一般的に強い」

ブラード・セントルイス連銀総裁

「現時点で今年の利上げは4回となりそうだ」

「高インフレの中で3月利上げの可能性が非常に高い」

 

市況

東京前営業日比

 

01/12 15:15

01/13 7:00

円換算

ドル円

115.33

114.64

-0.69

NY金

1,820.75

1,825.75

-23

NY白金

969.05

976.50

5

(時間は東京タイム)

 

注目の米CPIが公表され、前年比7.0%増と予想通りの結果に。

12月の原油価格は落ち着きを見せていたためCPIの鈍化予想もあったものの、インフレ上昇はおさまっていません。

市場の反応はドル売り、今回のCPIを受けたサプライチェーンの混乱を危惧しているのか、もしくは新型コロナウィルス感染拡大を嫌気しているのか。

ドル円は114円台中盤まで押されており、昨年12月27日以来の水準です。

 

 

株式

ダウ:36,290.32ドル(+38.30)

ナス:15,188.39(+34.94)

 

 

「パウエル公聴会」以降の流れ継続、引き締め懸念による下げ圧力が一服しています。

ヒンデンブルグ・オーメン」が12月13日に点灯しました。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:1.745%(+0.009)

実質金利:-0.760%(+0.076)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.505、前日より0.075低下しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

1/6

1,789.20

-0.776

1/7

1,797.40

-0.755

1/10

1,798.80

-0.765

1/11

1,818.50

-0.836

1/12

1,827.30

-0.760

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利はマイナス0.760%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。

 

原油

NY原油2月物は、1.42ドル高の82.64ドルにて終了。

 

 

EIA統計を受け、昨年11月10日以来となる83ドル台乗せです。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月12日金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

6,745

2,552

-21

Apr-22

6,742

2,282

-47

Jun-22

6,737

2,407

-37

Aug-22

6,731

6,268

-4

Oct-22

6,737

16,684

-577

Dec-22

6,738

13,633

548

合計

 

43,826

-138

 

昨日の金は、50円高6,738円にて終了。

CPIを警戒してなのか、個人投資家が大きく買いを降りた形跡は見られませんでした。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、8.80ドル高の1,827.30ドルにて終了。

今朝の国内金は22円安6,716円で終了しています。

 

 

ドル安を追い風に上昇、日本時間今月3日8時に記録した1,833ドルには至っておりません。

「V11」を阻止できるのか、個人的にはかなり注目しています。

 

SPDR:976.21トン(変わらず)

 

浪風語録「ETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月12日白金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Feb-22

3,602

1,739

2

Apr-22

3,602

6,839

-8

Jun-22

3,600

2,497

-4

Aug-22

3,599

5,630

-48

Oct-22

3,596

11,599

-176

Dec-22

3,589

8,776

337

合計

 

37,080

103

 

昨日の白金は、66円高3,589円にて終了。

昨年11月「オミクロンショック」時の買いの乗り換えが続きます。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、6.90ドル高の980.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は3円高3,592円で終了しています。

 

 

明日から「水星逆行」入り、白金のほうが分があるか。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。

4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。

 

<会員様>

 

夕方は「水星逆行」を更新いたします。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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