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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・英GDP[前年比]6.8%(予想6.6% 前回6.6%)
・米MBA住宅ローン申請指数-0.6%(前回-4.0%)
・米GDP[前期比年率]2.3%(予想2.1% 前回2.1%)
・米個人消費[前期比]2.0%(予想1.7% 前回1.7%)
・米コアPCE[前期比]4.6%(予想4.5% 前回4.5%)
・米シカゴ連銀全米活動指数0.37(予想0.50 前回0.75)
・米中古住宅販売件数万件646(予想653万件 前回634万件)
・米消費者信頼感指数115.8(予想111.0 前回111.9)
・EIA原油在庫 原油471.5万バレル減 クッシング146.3万バレル増
ニュース、要人発言
タイ中央銀行
政策金利を0.50%に据え置くことを決定
ヤマル・ヨーロッパ
ロシア産ガスを欧州へ送る主要ルートの一つ、「ヤマル・ヨーロッパ」パイプラインの流れは2日連続で東向き
エルドアン・トルコ大統領
「トルコの新たな施策は為替相場の安定化に成功した」
「自由な市場ルールに反することは全く行っていない」
バイデン氏
「税制・支出法案の通過を推進する」
FDA
ファイザーの新型ウイルス感染向けの経口治療薬の使用を承認
ラガルドECB総裁
「2023年、2024年に2%未満のインフレの落ち着きを見込む」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
過度なリスク回避の雰囲気は一服、株高がドル円をサポートしています。
ユーロドルも1.132水準を回復するなど、リスク選好的なドル安が進展。
ポンド円が再び152円に乗るなど、クロス通貨が上昇しています。
株式
ダウ：35,753.89ドル(+261.19)
ナス：15,521.89(+180.80)
新型コロナウィルス感染拡大による景気後退観測が一服しており、株価は上値追いです。
「ヒンデンブルグ・オーメン」が11月18日に続き、12月13日にも点灯しました。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：1.452%(-0.010)
実質金利：-1.044%(-0.034)
今朝の期待インフレ率は2.496、前日より0.020上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利はマイナス1.044%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油2月物は、1.64ドル高の72.76ドルにて終了。
原油在庫を受け、直近高値73ドル近辺での推移です。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
12月22日金相場表
|
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
|
Dec-21 |
6,546 |
268 |
-26 |
|
Feb-22 |
6,552 |
2,981 |
-27 |
|
Apr-22 |
6,553 |
2,812 |
-7 |
|
Jun-22 |
6,546 |
2,387 |
-7 |
|
Aug-22 |
6,547 |
7,222 |
-18 |
|
Oct-22 |
6,550 |
32,184 |
206 |
|
合計 |
47,854 |
121 |
昨日の金は、11円高6,550円にて終了。
納会を控え、先限へ玉が移動したようです。
＜金市況＞
昨晩のNY金2月物は、13.50ドル高の1,802.20ドルにて終了。
今朝の国内金は円高6,551円で終了しています。
米債利回り低下や株高、原油高に連れました。
金銀比価(GSR)は再び低下、現在78.98です。
SPDR:973.63トン(-4.94トン)
浪風語録「ETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
12月22日白金相場表
|
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
|
Dec-21 |
3,420 |
522 |
-31 |
|
Feb-22 |
3,439 |
2,090 |
-17 |
|
Apr-22 |
3,440 |
7,817 |
-18 |
|
Jun-22 |
3,434 |
2,938 |
-26 |
|
Aug-22 |
3,440 |
6,364 |
1 |
|
Oct-22 |
3,433 |
19,200 |
-78 |
|
合計 |
38,931 |
-169 |
昨日の白金は、17円高3,433円にて終了。
買い玉がやや降りたようです。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金4月物は、39.30ドル高の927.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は126円高3,559円で終了しています。
今週よりNY白金証拠金が3,250ドルに引き下げられており、限月乗り換えの最中に上に跳ねてしまいました。
パラジウムも96ドル上昇、再び金価格を大きく上回っています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
＜会員様＞
…
クリスマス週の調整とはいえ、貴金属が派手に動き回っております。
コールドムーンで流れが変わったかなぁ。
夕方は、「投資部門別建玉内容集計表」を更新いたします。
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谷本 憲彦
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