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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・日銀金融政策決定会合-0.1%(予想-0.1% 現行-0.1%)
・独IFO94.7(予想95.3 前回96.6)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]4.9%(予想4.9% 前回4.9%)
ニュース、要人発言
日本銀行
「当座預金残高の政策金利をマイナス0.10%で維持することを決定」
「CP・社債買い入れ残高を合計5兆円へ徐々に引き下げ」
黒田日銀総裁
「日本の金融環境は全体として改善している」
「海外中銀の決定が直ちに日銀の政策に影響及ぼすことはない」
「2%の目標を早期に実現することが日銀の物価安定の責務」
バイトマン独連銀総裁
「ECBはインフレの上方リスクについて警戒すべきだ」
S&Pグローバル
中国恒大集団を正式にデフォルト(債務不履行)したと判定した
恒大を一部デフォルト認定 S&P、フィッチに続き
S&Pは17日、「中国恒大集団」の格付けを、部分的なデフォルトを意味する「選択的デフォルト(SD)」に引き下げたと発表した、S&Pは恒大集団側の要請に基づいて同社の格付けを全て撤回すると表明した
ロシア中銀
政策金利を1.00%引き上げ8.50%にする事を決定
トルコ株式市場
株7%安を受けて市場全般にわたるサーキットブレーカーを再発動
ウォーラーFRB理事
「米国経済は最大の雇用に近づいている」
「FEDは来春と同じくらい早い時期に政策を調整する柔軟性を持っている」
「テーパリング終了後すぐに利上げが行われる」
「必要に応じ3月利上げの可能性検討を望む」
「3月か5月の利上げに向けて準備可能」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「将来のインフレ水準は中程度になると予想」
「引き続き強い労働市場で、失業率は4%を下回ると予想」
「インフレは来年減速、供給制約緩和や財政出動効果減で」
「来年の利上げに関してはオープンマインド」
「3月にテーパリングを終えれば、経済動向に備える」
「2021年に経済が堅調な場合は2、3回の利上げ」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
FRB高官発言もあり、ドルが買われる展開が続きました。
ドル円は113円台後半水準をキープ、ユーロドルは再び1.12台中盤に沈んでいます。
株安クロス通貨下落となっています。
株式
ダウ:35,365.44ドル(-532.20)
ナス:15,169.68(-10.75)
各中銀による引き締め観測や新型コロナウイルス感染拡大懸念から、ダウは大幅安です。
「ヒンデンブルグ・オーメン」が11月18日に続き、12月13日にも点灯しました。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:1.411%(0.000)
実質金利:-1.006(+0.026)
今朝の期待インフレ率は2.417、前日より0.031低下しています。
(過去5営業日)
実質金利はマイナス1.006%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油1月物は、1.52ドル安の70.86ドルにて終了。
株安などを受け、一時70ドルを割り込んでいます。
貴金属
金
<前日内部要因>
12月17日金相場表
限月 | 帳入値段 | 取組高 | 前営業日比 |
Dec-21 | 6,576 | 302 | -1 |
Feb-22 | 6,581 | 3,028 | -23 |
Apr-22 | 6,572 | 2,739 | -29 |
Jun-22 | 6,581 | 2,448 | -38 |
Aug-22 | 6,578 | 7,442 | -20 |
Oct-22 | 6,582 | 30,617 | 42 |
合計 | 46,576 | -69 |
昨日の金は、42円高6,582円にて終了。
前日に助かった玉が降りており、この価格帯は動きが軽いようです。
<金市況>
昨晩のNY金2月物は、6.70ドル高の1,804.90ドルにて終了。
今朝の国内金は26円安6,556円で終了しています。
来年の利上げスケジュールの不透明さにより、NYは底堅い動きです。
SPDR:978.57ン(+0.87トン)
浪風語録「ETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
12月17日白金相場表
限月 | 帳入値段 | 取組高 | 前営業日比 |
Dec-21 | 3,440 | 596 | -9 |
Feb-22 | 3,446 | 2,130 | 11 |
Apr-22 | 3,450 | 7,916 | -14 |
Jun-22 | 3,433 | 3,082 | -1 |
Aug-22 | 3,438 | 6,396 | 95 |
Oct-22 | 3,431 | 19,134 | 319 |
合計 | 39,254 | 401 |
昨日の白金は、27円高3,431円にて終了。
先2本の逆ザヤが7円に拡大、売り建ちが入ったようです。
<白金市況>
昨晩のNY白金1月物は、5.60ドル高の934.50ドルにて終了。
今朝の国内白金は11円安3,420円で終了しています。
先週末とまったく同じ水準、クリスマス前にもう一度動くでしょうか。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
<会員様>
…
NYはこれをもってクリスマス休暇入りの可能性がありますが、国内貴金属市場は納会新ポ発会を控えています。
寒くなりましたので、ご自愛ください。
今週もありがとうございました。
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谷本 憲彦
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