【中銀ラッシュ】トルコさん、安定の利下げ | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・独製造業PMI57.9(予想56.9  前回57.4)

・スイス中銀政策金利-0.75%(予想-0.75%  現行-0.75%)

・ユーロ圏製造業PMI58.0(予想57.8  前回58.4)

・トルコ中銀政策金利14.00%(予想14.00%  現行15.00%)

・英中銀政策金利0.25%(予想0.10%  現行0.10%)

・ECB政策金利0.00%(予想0.00%  現行0.00%)

・米フィラデルフィア連銀景況指数15.4(予想29.1  前回39.0)

・米住宅着工件数167.9万件(予想156.7万件  前回150.2万件)

・米新規失業保険申請件数20.6万件(予想20.0万件  前回18.8万件)

・米鉱工業生産[前月比]0.5%(予想0.6%  前回1.7%)

・米製造業PMI57.8(予想58.5  前回58.3)

・メキシコ中銀政策金利5.50%(予想5.25%  現行5.00%)

 

ニュース、要人発言

スイス中銀

政策金利を現行のマイナス0.75%に据え置く事を決定

台湾中銀

政策金利を現行の1.125%に据え置く事を決定

ノルウェー中銀

政策金利を0.25%引き上げ0.50%にする事を決定

フィリピン中銀

政策金利を現行の2.00-2.50%に据え置く事を決定

トルコ中銀

政策金利を1.00%引き下げ14.00%にする事を決定

英中銀

政策金利を0.15%引き上げ0.25%にする事を決定

欧州中央銀行

政策金利を現行の0.00%に据え置く事を決定

ECB

「PEPPは前四半期に比べやや少ないペースで継続」

「PEPPの再投資を少なくとも2024年末まで延長する方針」

「PEPPの純購入は必要に応じ再開」

「APPは第2四半期に400億ユーロに増額」

ラガルドECB総裁

「インフレ率は2022年の大半の期間で2%上回る」

「ECBが来年に利上げする可能性は極めて低い」

「インフレ見通しには上振れリスクも」

ベイリー英中銀総裁

「数カ月のうちにインフレは6%に達する可能性がある」

メキシコ中銀

政策金利を0.50%引き上げ5.50%にする事を決定

バイデン氏

債務上限引き上げ法案に署名

中国の複数機関に制裁

バイデン政権は中国の34の機関を輸出禁止対象リストに追加、「生体情報を使った監視技術を用いて少数民族と宗教的少数派を追跡・弾圧」としている

 

市況

東京前営業日比

 

12/16 15:15

12/17 7:00

円換算

ドル円

114.18

113.66

-0.52

NY金

1,784.65

1,800.30

22

NY白金

914.15

927.50

31

(時間は東京タイム)

 

予想よりタカ派だった前日FOMCを経て、為替市場はドル売り優勢となっています。

材料出尽くしや米中対立懸念、来年の利上げに対する不透明感など、いくつか要因が挙げられます。

ドル円は再び113円台後半水準での推移。

PEPP購入を予定通り来年3月でいったん終了が決まったユーロは1.13台前半水準。

そして主要通貨の中で一番最初に利上げを敢行したポンドですが、高値からは上値を削る展開、特に対円では高値から1円以上下落しています。

昨晩は中銀政策金利発表ラッシュ、詳しくは「ニュース、要人発言」コーナーを参照に。

トリは本日の「日銀」、こちらも来年3月に支援プログラムが終了する見込みです。

 

株式

ダウ:35,897.64ドル(-29.79)

ナス:15,180.43(-385.15)

 

 

金利上昇見通しから、ハイテク株に売りが強まっています。

ヒンデンブルグ・オーメン」が11月18日に続き、12月13日にも点灯しました。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:1.417%(-0.039)

実質金利:-1.032%(-0.022)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.449、前日より0.015低下しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

12/10

1,784.80

-0.998

12/13

1,788.30

-1.004

12/14

1,772.30

-0.970

12/15

1,764.50

-1.010

12/16

1,798.20

-1.032

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利はマイナス1.032%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。

 

原油

NY原油1月物は、1.51ドル高の72.38ドルにて終了。

 

 

前日の在庫減やFOMCを通過したことから、72ドル台にて引けています。

 

貴金属

<前日内部要因>

12月16日金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Dec-21

6,540

303

-108

Feb-22

6,531

3,051

-29

Apr-22

6,540

2,768

-56

Jun-22

6,536

2,486

-50

Aug-22

6,536

7,462

-1,438

Oct-22

6,540

30,575

-517

合計

 

46,645

-2,198

 

昨日の金は、83円高6,540円にて終了。

8月限の売りも先限の買いも両方助かり、取組は大幅減です。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、33.70ドル高の1,798.20ドルにて終了。

今朝の国内金は20円高6,560円で終了しています。

 

 

NYはまさかの1,800ドルを回復、国内も今月高値更新です。

 

SPDR:977.70トン(変わらず)

 

浪風語録「ETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

12月16日白金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Dec-21

3,364

647

-18

Feb-22

3,380

2,119

22

Apr-22

3,370

7,983

21

Jun-22

3,353

3,063

25

Aug-22

3,354

6,350

-151

Oct-22

3,355

17,845

377

合計

 

38,007

276

 

昨日の白金は、49円高3,404円にて終了。

一時3,200円台へ沈む場面もあり、買い人気優勢でした。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は、34.70ドル高の928.90ドルにて終了。

今朝の国内白金は37円高3,441円で終了しています。

 

 

パラジウムは171ドル上昇しています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。

4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。

 

<会員様>

 

昨晩は政策金利発表が相次ぎましたが、イングランド銀行による利上げはサプライズでした。

トルコは安定の利下げ、うまくいくことをお祈りいたします。

 

(昨日の日銀大阪支店)

 

こちらに期待しましょう。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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