パウ「量的緩和縮小を加速」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国小売売上高[前年比]3.9%(予想4.7%  前回4.9%)

・中国鉱工業生産[前年比]3.8%(予想3.7%  前回3.5%)

・英消費者物価指数[前年比]5.1%(予想4.8%  前回4.2%)

・米MBA住宅ローン申請指数-4.0%(前回2.0%)

・米NY連銀製造業景気指数31.9(予想25.0  前回30.9)

・米小売売上高[前月比]0.3%(予想0.8%  前回1.8%)

・米輸入物価指数[前月比]0.7%(予想0.6%  前回1.5%)

・FOMC政策金利0.00-0.25%(予想0.00-0.25%  現行0.00-0.25%)

・米週間石油在庫統計 原油458.4万バレル減 クッシング129.4万バレル増

 

 

2021末

2022末

2023末

2024末

長期予想

中央値

0.125

0.875

1.625

2.125

2.5

 

 

2021

2022

2023

2024

長期予想

実質GDP

5.5

4.0

2.2

2.0

1.8

失業率

4.3

3.5

3.5

3.5

4.0

PCE

5.3

2.6

2.3

2.1

2.0

コアPCE

4.4

2.7

2.3

2.1

N/A

 

ニュース、要人発言

英イングランド、ワクチン証明提示を義務付け 与党の多数が造反も可決

イギリス下院は14日、イングランドでの新たな新型コロナウイルス対策案を可決した、一方この日の投票では、与党・保守党から99人が反対票を投じ、ボリス・ジョンソン政権下では最大の造反となった

米下院

債務上限を2.5兆ドル引き上げる法案を可決

黒田日銀総裁

15日の衆院予算委員会で、消費者物価指数が2%に近づく可能性に言及

中露首脳会談

プーチン氏は来年2月の北京冬季五輪の開会式に出席すると表明

IMF

世界の公的部門と民間部門が抱える債務が2020年に急拡大し、計226兆ドル(約2京6千兆円)に達したとの見解を示す

マクレーンBOC総裁

「2022年下半期のCPIの緩和を期待」

「景気後退局面でインフレがオーバーシュートする可能性」

FOMC声明

「テーパリングを倍速に、資産購入3月終了を示唆」

「米国債の購入を月額200億ドル、MBSを同100億ドル減額」

パウエルFRB議長

「インフレ圧力の強まりを踏まえ量的緩和縮小を加速」

「最近のコロナ感染増とオミクロン株はリスク」

「労働参加率はリタイア増加などで停滞」

「賃金は速いペースで上昇」

「賃金増加はインフレの主因になっていない」

「物価安定の責務達成にコミットしている」

「必要に応じて金利を引き上げる態勢を整える意向」

「今後数回の会合では利上げのタイミングを協議へ」

「バランスシートについては今後の会合で協議も」

フィッチ

南ア格付け見通しを「弱含み」から「安定的」に変更

 

市況

東京前営業日比

 

12/15 15:15

12/16 7:00

円換算

ドル円

113.71

114.01

0.30

NY金

1,769.65

1,777.40

43

NY白金

909.85

909.60

8

(時間は東京タイム)

 

世界中が注目したであろうFOMCでしたが、予想通りの「来年3月テーパリング終了」、2022年利上げ見込みは「3回」とこちらは予想以上。

いったんドル高に反応したものの、ドル買いはいったん打ち止め。

114円26銭まで上昇したドル円は現在114円をはさんだ動き、1.12台前半水準へ落ち込んだユーロドルは現在1.13乗せをうかがう展開。

NY市場は、ひとまず無難な通過といえるでしょう。

 

株式

ダウ:35,927.43ドル(+383.25)

ナス:15,565.58(+327.94)

 

 

FOMCを通過し、買い戻し優勢で引けました。

ヒンデンブルグ・オーメン」が11月18日に続き、12月13日にも点灯しました。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:1.455%(+0.014)

実質金利:-1.010%(-0.040)

 

 

今朝の期待インフレ率は2.465、前日より0.057上昇しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

12/9

1,776.70

-0.996

12/10

1,784.80

-0.998

12/13

1,788.30

-1.004

12/14

1,772.30

-0.970

12/15

1,764.50

-1.010

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利はマイナス1.010%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。

 

原油

NY原油1月物は、0.14ドル高の70.87ドルにて終了。

 

 

在庫減や株高を受け、現在は再び72ドルレベルへ値を戻しています。

 

貴金属

<前日内部要因>

12月15日金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Dec-21

6,460

411

-74

Feb-22

6,462

3,080

-11

Apr-22

6,461

2,824

-30

Jun-22

6,460

2,536

-24

Aug-22

6,451

8,900

4

Oct-22

6,457

31,092

980

合計

 

48,843

845

 

昨日の金は、59円安6,457円にて終了。

先2本のサヤが前日と比べ、さらに1円拡大しました。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、7.80ドル安の1,764.50ドルにて終了。

今朝の国内金は49円高6,506円で終了しています。

 

 

1,750ドルの壁は厚く、ドル高一服買い戻し優勢となりました。

 

SPDR:977.70トン(-2.90トン)

 

浪風語録「ETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

12月15日白金相場表

限月

帳入値段

取組高

前営業日比

Dec-21

3,364

647

-18

Feb-22

3,380

2,119

22

Apr-22

3,370

7,983

21

Jun-22

3,353

3,063

25

Aug-22

3,354

6,350

-151

Oct-22

3,355

17,845

377

合計

 

38,007

276

 

昨日の白金は、59円安3,355円にて終了。

先限は一代安値を更新、3日ぶりの「順ザヤ」で引けました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は、16.70ドル安の894.20ドルにて終了。

今朝の国内白金は15円高3,370円で終了しています。

 

 

一時886ドルまで下落、昨年11月以来の安値です。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。

4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。

 

<会員様>

 

早起きされた方、お疲れ様でした。

夕方は、「投資部門別建玉内容集計表」を掲載いたします。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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