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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・中国消費者物価指数[前年比]0.8%(予想1.0% 前回1.0%)
・中国生産者物価指数[前年比]9.5%(予想9.0% 前回9.0%)
・ECB政策金利0.00%(予想0.00% 現行0.00%)
・米新規失業保険申請件数31.0万件(予想33.5万件 前回34.5万件)
・EIA原油在庫 原油152.8万バレル減 クッシング191.8万バレル増
ニュース、要人発言
緊急事態宣言、19都道府県で今月末まで延長へ
政府は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、21都道府県に発出中の「緊急事態宣言」について、東京、大阪など19都道府県の期限を9月30日まで延長することを決めた
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「年内に資産購入ペース縮小を開始することは可能だが、今月会合での決定はないだろう」
欧州中央銀行
政策金利を現行の0.00%に据え置く事を決定
ECB声明
「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)のペースをやや減速」
「インフレ率は一時的に目標をやや上回る可能性」
「PEPPの購入債券は少なくとも2023年末まで再投資」
ラガルドECB総裁
「基調インフレ圧力はゆるやかに上昇してきている」
「PEPPの措置は微調整、テーパリングではない」
「PEPPに関して12月理事会で包括的な議論を行う」
カプラン・ダラス連銀総裁
「資材の需給の不均衡は長期化する恐れも」
「労働需給の不均衡が物価に影響を与える可能性も」
戦略備蓄を放出
中国は戦略原油備蓄を放出、北半球の今夏、大半の時期で1バレル=70ドルを超えていた
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目のECB理事会ではPEPP購入ペースの縮小が発表されましたが、市場ではすでに織り込まれていたもよう。
ラガルド総裁はあくまで「微調整」との認識を示しており、ややハト派な内容でした。
ユーロ円は再び130円を割り込んでいます。
また中国による戦略備蓄放出報道を受け原油価格が下落、資源国通貨もやや難聴推移。
全般クロス円が難聴推移です。
株式
ダウ:34,879.38ドル(-151.69)
ナス:15,248.25(-38.39)
これまでハイペースで進んだコロナ禍での景気回復見通しでしたが、鈍化傾向がやや鮮明になってきました。
7月28日に続き、8月18日にも「ヒンデンブルグ・オーメン」が点灯しました。
債券
米10年債利回り:1.295%(-0.042)
実質金利:-1.095(-0.049)
今朝の期待インフレ率は2.390、前日より0.010上昇しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利はマイナス1.095%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油10月物は、1.16ドル安の68.14ドルにて終了。
中国による石油戦略備蓄放出報道を受け、軟調推移です。
貴金属
金
<前日内部要因>
9月9日金相場表
限月 | 帳入値段 | 取組高 | 前営業日比 |
Oct-21 | 6,325 | 1,292 | -22 |
Dec-21 | 6,336 | 1,540 | -13 |
Feb-22 | 6,326 | 5,443 | -6 |
Apr-22 | 6,327 | 12,831 | -57 |
Jun-22 | 6,322 | 14,862 | -182 |
Aug-22 | 6,323 | 9,350 | 513 |
合計 | 45,318 | 233 |
昨日の金は、52円安6,323円にて終了。
先限は一代安値更新、僅かではありますが、徐々に取組は増えてきています。
<金市況>
昨晩のNY金12月物は、6.50ドル高の1,800.00ドルにて終了。
今朝の国内金は1円高6,324円で終了しています。
米10年債利回りが再び1.3を割り込んでおり、NY金は1,800ドルを回復です。
SPDR:998.17トン(-0.35トン)
浪風語録「ETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
9月9日白金相場表
限月 | 帳入値段 | 取組高 | 前営業日比 |
Oct-21 | 3,465 | 975 | -35 |
Dec-21 | 3,469 | 1,683 | 45 |
Feb-22 | 3,469 | 4,232 | 10 |
Apr-22 | 3,471 | 13,054 | -166 |
Jun-22 | 3,457 | 12,609 | -366 |
Aug-22 | 3,441 | 10,336 | 1,326 |
合計 | 42,889 | 814 |
昨日の白金は、119円安3,441円にて終了。
先限は一代安値を更新、売り建ち買い建ち両方入りました。
<白金市況>
昨晩のNY白金10月物は、1.60ドル安の974.50ドルにて終了。
今朝の国内白金は7円高3,448円で終了しています。
引き続き950ドル割れに注目です。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
<会員様>
…
昨日時点で、金白金サヤは2,882円に拡大(終値)。
直近の拡大ピーク2,891円や年初来2,900円を更新するか、注目されます。
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谷本 憲彦
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