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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・8月31日:S&P/ケース・シラー
・9月3日:米雇用統計
<CFTC建玉明細>
金
(直近5週間)
8月24日終了時点のNY金大口投機玉買い越しは210,653枚。
前の週から比べ、19,111枚増加。
雇用統計後の戻りを反映し、6月8日以来の20万枚越えです。
白金
(直近5週間)
8月24日終了時点のNY白金大口投機玉買い越しは9,143枚。
前の週から比べ、785枚増加。
こちらは雇用統計前水準には戻せず、金とは違うようです。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
先週末注目されたジャクソンホールでのパウエル講演でしたが、年内テーパリング開始の重要性を強調した内容でした。
一方で利上げに対するハードルは高いとしており、根拠の一つとして「完全雇用到達」の未達成を挙げています。
今週公表される「米雇用統計」が、俄然注目イベントとなりました。
前回発表は予想を上回る結果となったことから、ユーロドルは年初来安値を更新するなど「ドル高優勢」となりました。
今週末の予想は、非農業部門雇用者数75万人増と前回94.3万人増より鈍化とのことです。
事前予想のハードルは低いですが、立ちはだかる壁となりそうなのが「9月発表NFPアノマリー」です。
リーマン・ショック後の2011年9月より7年連続で、NFPは事前予想を下回っています。
2018年は19.0万人予想に対し20.1万人という結果でしたが、2019年は再び事前予想を下回るなど、とにかく9月発表は事前予想を下回る傾向が強いようです。
昨年は、事前予想135万人増に対し、137.1万人増でした。
元々は教員の契約更新に伴うアノマリーとも言われていますが、雇用者数だけではなく平均時給も下回る傾向が見られます。
しかし9月で給付金がすべて打ち切られることもあり、米国人の労働復帰を後押しするとも思われます。
いずれにしても、雇用統計が注目されることに変わりありません。
ちなみに、先週「ジャクソンホール会議」とともに注目されていたのが「ウィルス起源」に関するレポートですが、このようになっています。
新型コロナの発生源、米情報当局「結論に至っていない」…バイデン大統領に報告
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、米情報当局が新型コロナウイルスの発生源に関する追加調査の結果をまとめ、バイデン大統領に報告したと伝えた。報告書では発生源について「結論に至っていない」という。報告書は数日中に公表される見通しだ。(読売新聞)
米中摩擦は、ひとまず回避されそうです。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
…
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