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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・独IFO101.8(予想100.7 前回99.2)
・英中銀政策金利0.10%(予想0.10% 前回0.10%)
・米耐久財受注[前月比]0.3%(予想0.7% 前回1.3%)
・米GDP[前期比年率]6.4%(予想6.4% 前回6.4%)
・米新規失業保険申請件数41.1万件(予想38.0万件 前回41.8万件)
・米個人消費[前期比]11.4%(予想11.4% 前回11.3%)
・米コアPCE[前期比]2.5%(予想2.5% 前回2.5%)
ニュース、要人発言
英中銀
「政策金利を現行の0.10%に据え置く事を決定」
「資産買い取りプログラムを8,750億ポンド規模に据え置く事を決定」
「拙速な引き締め措置で景気回復を損ねることは間違いだ」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「物価上昇のほとんどは供給が動けば緩和するだろう」
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「金融政策は公平に回復させることを支援」
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「インフラ投資できなければ回復の妨げに」
米インフラ投資計画で合意
バイデン氏と超党派の上院議員らが、インフラ投資計画で合意(報道)
ウィリアムズNY連銀総裁
「急速な経済再開がボトルネックと賃金上昇招いている」
「価格の大幅上昇は永続と思うべきではない」
「FEDの政策を正常化する時ではない」
ブラード・セントルイス連銀総裁
「インフレの想定以上の上振れが新たなリスク」
「労働市場が非常にタイトであることを示唆する指標がある」
「今年は3%、2022年には2.5%のインフレ率」
カプラン・ダラス連銀総裁
「FEDは遅かれ早かれ債券購入の漸減を開始すべき」
「債券購入の漸減により、後で金利政策に柔軟性がもたらされる」
ストレステスト
FRBはストレステストを発表、パンデミックで株主還元が制限される銀行ないこと示す
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
英中銀による政策金利公表を受け、欧州通貨にとって下押し圧力となっています。
声明を受けたテーパリング期待後退によるものです。
ユーロドルは1.19台前半での推移、ドル円は110円台後半で変わらずです。
株式
ダウ:34,196.82ドル(+322.58)
ナス:14,369.71(+97.98)
ダウは銀行株がけん引、インフラ計画合意報道も追い風となりました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は一旦消滅です。
債券
米10年債利回り:1.492%(+0.007)
実質金利:-0.828(+0.040)
今朝の期待インフレ率は2.320、前日より0.033低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利はマイナス0.828%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油8月物は、0.22ドル高の73.30ドルにて終了。
一時72.32ドルまで下落しましたが、需要期待から押し目は買われました。
貴金属
金
<前日内部要因>
6月24日金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Jun-21 |
6,299 |
1,578 |
-18 |
Aug-21 |
6,316 |
3,142 |
-33 |
Oct-21 |
6,322 |
1,809 |
-34 |
Dec-21 |
6,319 |
2,410 |
-75 |
Feb-22 |
6,326 |
10,061 |
+140 |
Apr-22 |
6,332 |
33,077 |
+383 |
合計 |
52,077 |
+363 |
昨日の金は、20円安6,332円にて終了。
引き続き先2本は6円順ザヤ、断続的な買いが観測されます。
<金市況>
昨晩のNY金8月物は、7.60ドル安の1,775.80ドルにて終了。
今朝の国内金は6円安6,326円で終了しています。
1ヵ月にわたって揉み合った1,780±20ドルの壁は厚いです。
SPDR:1,042.87トン(-3.78トン)
浪風語録「ETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
6月24日白金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Jun-21 |
3,805 |
306 |
-3 |
Aug-21 |
3,835 |
488 |
-3 |
Oct-21 |
3,830 |
1,577 |
-3 |
Dec-21 |
3,825 |
2,752 |
-10 |
Feb-22 |
3,828 |
5,931 |
+6 |
Apr-22 |
3,821 |
24,091 |
-375 |
合計 |
35,145 |
-388 |
昨日の白金は、57円安3,821円にて終了。
先2本は7円逆ザヤに拡大、取組も減っているため買いが降りたようです。
「天狗相場買うべからず、おかめ相場売るべからず」です。
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、5.70ドル高の1,095.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は75円高3,896円で終了しています。
赤三兵出現をお伝えしましたが、NY白金はさらに上値を伸ばしました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
<会員様>
…
本日は貴金属納会。
金6月限は、昨年8月7,000円を記録した当時の先限です。
おつかれさまでした。
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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