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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
昨日、会員様に向けてお送りした内容を掲載いたします。
ご参考までに。
大阪取引所より公表された「5月7日投資部門別建玉内容集計表」によると、個人投資家のポジションは次のようになっています。
個人投資家建玉内容(5月7日)
5月7日当時の限月ごとポジションは、こんなかんじだったと推測されます。
限月別建玉内容(5月7日)
5月10日(月)からの1週間で、金取組が劇的に減少しています。
限月ごとに確認いたします。
トータルで46,747枚→43,481枚となっており、3,266枚減りました。
そのうち12月限より手前4本で、合計3,902枚減っています。
現在進行している「取組減」は、これまで引っかかっていた買い玉が降りたことによるもので、ほぼ手前限月の「降り」によるものです。
朝お伝えしましたように、先週末終了時の金総取組は昨年8月3日以来の少なさ。
右軸:金総取組(上下逆注意)
道中「ワクチン期待」や「金利上昇懸念」などの時は「価格下落取組減」でしたが、基本的に金は「価格上昇取組減」「価格下落取組増」です。
上がると買いが減り、下がると買いが増えるからです。
しかし、最後(天井)だけは違います!
最後だけは、「価格上昇取組増」となります。
高値で売り取組が増えることはなく、もし取組が増えた場合、それは「買い」による取組増です。
ガマンしきれなくなる、これはまずいということによる買いが増えますので、高値圏で取組が増えた場合はほぼ天井形成でしょう。
今日は手前限月の出来高が多くなく、先限のみ出来高が多いため、ひょっとすると「価格上昇取組増」となっている可能性があります。
20時前後に大阪取引所より公表される「取組表」に注目です。
<おまけ>
ご覧になった方もおられるかもしれませんが、本日お昼のNHKニュースで「金の先物価格、ことしの最高値を更新」と取り上げられていました。
新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、安全な資産とされる「金」の価格が上昇しています。金の先物価格は、取り引き時間中として、ことしの最高値を更新しています。
金の先物取引は大阪取引所で行われていますが、17日は、取り引きが活発になっていて、金の先物価格は、取り引きの中心となる「来年4月もの」が1グラム当たりで6500円を上回りました。
金の先物価格が6500円を上回るのは去年11月以来およそ半年ぶりで、取り引き時間中として、ことしの最高値を更新しています。
これは、新型コロナウイルスの感染の再拡大で景気の先行きへの懸念が強まる中、比較的安全な資産として金を買う動きが強まっているためです。
市場関係者は「ワクチンの普及が遅れれば日本経済への影響は避けられないとして、より安全とされる金に資金を振り向ける動きが強まっている」と話しています。(17日NHK)
こういった報道が出ると上昇相場は終わりですが、今回どうなるでしょうか。
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