応援よろしくお願いいたします。
お問い合わせ Tel:06-6267-2761(平日08:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・英GDP[前期比]-1.5%(予想1.0--1.6% 前回1.3%)
・米MBA住宅ローン申請指数2.1%(前回-0.9%)
・米消費者物価指数[前月比]0.8%(予想0.2% 前回0.6%)
・EIA原油在庫 原油42.6万バレル減 クッシング42.1万バレル減
ニュース、要人発言
小米科技(シャオミ)
米国のブラックリストから外れるとの報道を受け、中国スマートフォンメーカー「小米科技」の株価が一時6.71%上昇
ユーロ圏成長率
EU、2021年ユーロ圏成長率を3.8%増から4.3%に引き上げ
フランス
英金融業界のEU市場アクセスで、覚書を遅らせるよう意図(ブルームバーグ)
クラリダFRB副議長
「FRBは必要とあればインフレ抑制に躊躇しない」
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「インフレの一時的な動きは対応を正当化しない」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
予想を上回る米消費者物価指数、そしてその後発言されたクラリダFRB副議長による「FRBは行動する」発言を受け、ドル買い優勢。
ドル円は再び110円を目指す展開、ユーロドルは1.20中盤水準へ急落。
クロス通貨が伸びており、ユーロ円、ポンド円は年初来レベルです。
株式
ダウ:33,587.66ドル(-681.50)
ナス:13,031.68(-357.75)
FRBによる出口戦略期待が高まっています。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は一旦消滅です。
債券
米10年債利回り:1.693%(+0.072)
実質金利:-0.869%(+0.047)
雇用統計でいったん後退したテーパリング期待ですが、昨晩の消費者物価指数で復活。
期待インフレ率の上昇が続いており、長期金利を押し上げています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(%)(上下逆注意)
実質金利はマイナス0.869%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油6月物は、0.80ドル高の66.08ドルにて終了。
コロニアル・パイプライン一時停止による製品供給不足が、原油価格を引き上げています。
貴金属
金
<前日内部要因>
5月12日金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Jun-21 |
6,407 |
3,927 |
-92 |
Aug-21 |
6,402 |
5,660 |
-84 |
Oct-21 |
6,406 |
3,513 |
-121 |
Dec-21 |
6,405 |
5,616 |
-173 |
Feb-22 |
6,406 |
13,048 |
-156 |
Apr-22 |
6,404 |
12,298 |
+385 |
合計 |
44,062 |
-241 |
昨日の金は、20円安6,407円にて終了。
夜間取引では大きく上下したものの、差し引き取組に大きな変化は見られず。
手前限月の取組減も一服しており、やや売り買い捕まった感があります。
<金市況>
昨晩のNY金6月物は、13.30ドル安の1,822.80ドルにて終了。
今朝の国内金は3円安6,401円で終了しています。
米CPI発表公表直後、NY金は瞬間的に1,840ドルを越える場面も見られました。
取組増加が続いていたNY金も、12日終了時では再び50万枚を割り込んでいます。
高値形成の時間帯とも言えそうです。
会員様レポートでは、下落波動終了時期など日々お伝えしています。
SPDR:1,025.15トン(前営業日比変わらず)
浪風語録「ETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
5月12日白金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Jun-21 |
4,319 |
442 |
-1 |
Aug-21 |
4,304 |
832 |
-23 |
Oct-21 |
4,299 |
2,117 |
-2 |
Dec-21 |
4,306 |
4,381 |
-63 |
Feb-22 |
4,302 |
10,865 |
-350 |
Apr-22 |
4,318 |
12,035 |
+811 |
合計 |
30,672 |
+372 |
昨日の白金は、42円安4,354円にて終了。
この日も順調に先限取組が増加、個人投資家による買いが増えたものと思われます。
引き続き、調整入りが懸念されます。
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、15.30ドル安の1,225.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は33円安4,285円で終了しています。
NY白金は、一時前日安値を割り込んでいます。
パラジウムはさらに77ドル下落しています。
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
新ポ4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
<会員様>
…
昨日掲載した「米国消費者物価指数」から、5月発表分は予想を下回る傾向がありました。
まさかのインフレ進展でした。
本日もよろしくお願いいたします。
お問い合わせ Tel:06-6267-2761(平日08:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ
メール会員にお申込みいただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。
まずはお役に立てるかどうか、お試しください。
よろしくお願いいたします。