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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・米MBA住宅ローン申請指数-0.9%(前回-2.5%)
・米ADP雇用統計74.2万人(予想85.0万人 前回56.5万人)
・米ISM非製造業景況指数62.7(予想64.1 前回63.7)
・EIA原油在庫 原油799万バレル減 クッシング25.4万バレル増
ニュース、要人発言
レモンド米商務長官
半導体受託製造で世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)に対し、米自動車メーカー向けの供給を拡大するよう働き掛けていると明らかにした
スコットランド議会選挙、SNPは単独過半数届かず(調査)
6日に行われるスコットランド議会選挙では、英国からの独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)が単独過半数を獲得しそうにないという調査結果が出た(ロイター)
ウィリアムズNY連銀総裁
「インフレ率は年内2%越えを予想するが、一時的高３が大きい見込み」
エバンス・シカゴ連銀総裁
「インフレが進み手に負えなくなるリスクはごく僅か」
ローゼングレン・ボストン連銀総裁
「金融緩和策の撤収に忍耐強くなれる」
メスター・クリーブランド連銀総裁
「量的緩和の縮小、一段の指標改善が必要」
クラリダFRB副議長
「今は量的緩和縮小について議論すべき時でない」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
米経済指標は予想を上回るケースが続いていましたが、この日も一服。
5月3日に一時109円70銭まで上昇したドル円でしたが、109円台前半で返ってきました。
ユーロドルも1.20を挟んで小動きです。
株式
ダウ：34,230.34ドル (+97.31)
ナス：13,582.43 (-51.07)
ダウは4月16日以来の最高値更新ですが、上値には慎重な雰囲気。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は一旦消滅です。
債券
米10年債利回り：1.570%(-0.023)
実質金利：-0.904%(-0.066)
株価の上値が重くなるにつれ、債券が買われました。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(%)(上下逆注意)
実質金利はマイナス0.904%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
マイナス0.9%突破は、2月17日以来のこと。
期待インフレ率が9年ぶり水準を突破、「出口戦略開始」2.5%までもうすぐです。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油6月物は、0..06ドル安の65.63ドルにて終了。
NY原油は上昇一服も、需要回復期待から強い動きが続いています。
貴金属
金
＜金市況＞
昨晩のNY金6月物は、8.30ドル高の1,784.30ドルにて終了。
今朝の国内金換算は85円高です。
実質金利が大幅低下、NY金も反発です。
会員様レポートでは、下落波動終了時期など日々お伝えしています。
SPDR:1,019.33トン(前営業日比+1.13トン)
浪風語録「ETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜白金市況＞
昨晩のNY白金7月物は、3.00ドル安の1,228.80ドルにて終了。
今朝の国内白金換算は90円高です。
日本が連休中に、NY白金は一時2月25日以来となる1,273.90ドルを記録。
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
新ポ4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
＜会員様＞
…
今朝のミナミ
今朝のキタ、連休明け月曜日、さすがに人影は見当たらない。
本日もよろしくお願いいたします。
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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