本日は天皇誕生日のため、日本はおやすみ。
令和2年より2月23日が祭日になりましたが、今年は貴金属プレイヤーにとって少し特別。
天皇誕生日をはさんで、納会新ポというラインナップになるからです。
ちなみに昨年2月23日は日曜日だったため、3連休となりました。
21日(金)100円高5,858円→夜間寄り付きはさらに上がり5,872円→一時5,913円を記録。
この流れで3連休に入り、休み中換算値は一時史上初めて(当時)6,000円を越えていました。
結局はNYタイムで失速し、コロナショックも手伝ってか「彼岸底」形成の立役者となりました。
「納会→祭日→新ポ」は珍しいパターンと思われていましたが、実際はそうでもありませんでした。
というのは上皇陛下も「偶数月の23日」お生まれであったため、しばしばこのパターンがありました。
2013年以降を確認しました。
2013年
該当せず
2014年
12月22日:納会1円高(4,600円)→23日祭日→24日発会44円安(4,555円)
2015年
12月22日:納会38円高(4,185円)→23日祭日→24日発会39円安(4,139円)
2016年
12月22日:納会21円安(4,260円)→23日祭日→24,25日(土日)→26日発会5円安(4,250円)
2017年
該当せず
2018年
12月21日:納会27円高(4,502円)→22、23日(土日)→24日振り替え休日→25日発会8円安(4,496円)
2019年
天皇誕生日なし
2020年
該当せず
該当しない年もありますが、これからも納会新ポが「天皇誕生日」をはさむケースが増えそうです。
そしてこれまでのところ、「納会→祭日→発会」において、発会日はマイナスで引けています。
天皇誕生日以外の祭日で、納会新ポがはさむケースはありませんでした。
明日の新ポ発会はどうなるでしょうか。
アノマリーとは
理論では説明することができないものの、経験的に観測できる規則性のこと
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員